激安水上コテージのある公園
Guiwanon Spring Park

2012年11月作成
2019年1月最終更新


Guiwanon(グイワノン) Spring Park
中は木の橋の通路でつながっている。

シキホール島で お薦めしたい観光スポットの一つとして、Guiwanon Spring Parkを紹介したい。既に宿のリストでは取り上げているように 泊まることもできるが、名前の通り公園であり、通常は、10ペソの入場料を払って しばらく中に入って、ゆっくり海を眺めるところと言えよう。涼風が吹き快適で眺めも良く、日中、読書三昧も良さそうだ。

海側の一番奥には、水上レストランのような建物があるが、簡単な売店があるだけで、本格的にここで食事をしたいのであれば、家で料理して持って来るか、どこかで買ってくるか、とにかく持ち込む必要がある。 カラオケの機械も置いてあったりするが、うるさいので外国人には、好まれないだろう。

Tree houseとも言える水上コテージがいくつかあり、一泊250ペソで格安に泊まれる。(コテージにより250ペソ〜300ペソで、値上げされずに続いている。@2018年末) この場所に これまで多くの人を案内したが、その中で3名がここのコテージに泊まった。結果は、一人は蚊にやられ、もう一人は蟻にやられ、二人による評価は低い。三人目は、特に問題なかったようで、ここに連泊されたそうだ。なかなかのやり手で、食事は近所の人に頼んで作ってもらったそうだ。

ロケーションは抜群で、その点から言えば、おそらく世界一安い水上コテージと言うことができよう。一方、建物は、ニッパハットと呼ばれる現地の素朴な建物で、価格相応と言えよう。シンプルだが、汚いわけではない。一番の課題は蚊で、風がないと蚊が出て寝られないという人も多いはずだ。風が吹いていれば、蚊が飛び回れないので問題ないとも言える。10月後半から4月末頃は、かなり安定して北寄りの季節風が吹いている。私の方でも いくつか蚊帳を持っているので、必要なら言ってもらえば、貸し出すことも可能だ。

コテージの一つ
シンプルだが、眺めは良く、泊まってみたいと思う人は
少なくないはずだ。

入り口近くの木の橋

水上の休憩場所

左の建物の内側からの眺め

Spring Parkという名前の通り泉がある。
ただし、満ち潮だと 海水に浸かってしまい、
引き潮の時だけ姿を現す。

入り口の様子
看板と旗が目印

行き方

場所は、シキホール島のシキホールとラレナの間にあり、ジプニーなどで簡単に行ける。しかし、外からは もう一つ分かりにくくて、知らないと見落としてしまい易い。ラレナの町からシキホールに向かい、国道を4kmほど走ったところにある。途中ラレナから3kmほどのところに長い下り坂があり、そこからだとさらに1km程進んだ海側に入り口がある。

改造支援プラン

単なる個人的な思い付きだが、以下のようなプランを考えた。

ここは、高級ビーチリゾートとは対極で、立派な設備があるわけではないが、豊かな自然を満喫できる庶民的な場所である。ターザンと紙一重と言っても良さそうで、オンボロの橋を渡るのが嫌な人には向かないが、登山やハイキングで自然を楽しみたい人や、バックパッカーのように高級なところは不要な人などには最適な場所と言えよう。

ただし、ここに宿泊するには課題があり、一つは蚊の対策である。それには、網戸をつけてやればよい。ついでに内装も少し綺麗にすれば、十分快適に泊まれる。さらには、バルコニーを少し拡張すれば、夜にビールでも飲みながら くつろげる。以上でコテージは、私の感覚なら十分快適なものになる。

もう一つは、トイレやシャワーが現地の庶民レベルのもので、外国人には少し厳しそうである。これは、予算に応じて、いくらでも良くできる。

私の見積もりだと、1万ペソ程度の予算でも、外国人バックパッカーが十分快適に泊まれる場所に改造することが可能である。ただし、これには、自分自身の人件費は含まれていない。資金だけ渡して誰かに丸投げしても、なかなかうまくいきそうになくて、自分で財布の紐を握って、監督もしないとダメであろう。

最近のシキホール島では、宿代が値上がりしており、海に面している分けでもない ドミトリーが ここより高かったりする。
そういうところに対抗して、このプランを実行に移し、ここがバジット・トラベラーの力強い味方になれば面白いと思う。


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