Maritessの母、ミンダナオ島へ

2000年7月


未完成の家に対して、せめて窓くらい自作してはと思っていたが、家の工事が中断し、半年して来てみると、さすがに少し手が加わっていた。
そして、なんと、食堂だといって、別の棟ができていたのであった。なんとすばやいことかと、この食堂については、感心してしまった。


新しくできた食堂

たまたまMaritessの父親は戻っていたが、母親はミンダナオ島へ行って不在だった。
さて、今回来てみると、今度はMaritessの母親と一番下の弟が、ミンダナオ島に行ってしまったのである。毎回出入りが激しいが、もともとMaritessの父親は、長い間ミンダナオ島に居るので、それは当然のことのようであった。そして、Maritessを含め、学校に行っている子供たちは、シキホール島に残ったのだ。

ところが、すぐにミンダナオ島に戻るはずだった姉と小さな娘は、まだ、シキホール島に居たのであった。娘が病気にかかり、その経過が良くないので、しばらく様子を見ているとのことであった。サルモネラ菌にやられたようなことを言っていた。
別の知り合いのところでも、子供がサルモネラ菌の食中毒にかかり、病院に数日間入院と言う話を聞いた。そこでは、ゴキブリとねずみ退治に躍起になっていた。

フィリピンにはSafe Guardという、ばい菌を殺す清潔で安全をうたった石鹸がある。何もそこまでと、少し仰々しい名前に思えてしまうが、テレビのコマーシャルでも店頭でも良く見かける。ばい菌を気にしてる人は多い。その一方で、別途紹介しているように、市場にはとんでもなくたくさんのハエが飛んでいたりする。この石鹸の会社は市場のハエが減るのは、喜びそうにない。なんとも納得のいかない気持ちになる。


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