インターネットとペンパル募集

2013年 9月作成



ペンパル募集を始めてかなりの期間が経過し、当初に比べて、現地でもかなりインターネットが普及した。元々、電子メールのアドレスを提供しようと思ってやっているのではなくて、主に、文明から取り残されたオフラインな人たちと、直接手紙でやり取りしてもらおうというのが狙いで、インターネットの普及と相容れない面もあり、それもあって、長い間、ペンパル募集を中断していた。しかし、現状でも、山の中や、電気の無い家など、インターネットとはまだまだ無縁の人たちも少なくない。

また、最近は、電子メールやfacebookなどを利用したり、インターネットの情報を利用して、直接オンラインでやり取りして友だちを見つけることも多そうだが、最初だけでも、オフラインの手紙から入った方が安心なように思う。

ペンパル募集を続ける意味は、まだまだいろいろとありそうなので、しばらく中断していたが再開してみた。

インターネットから隔絶されているところを中心に取り上げて行きたいが、子供を中心に 家族ぐるみで 友達になってもらえる場合も期待したい。
これまでもあったが、現地のペンパル宅へ表敬訪問に来てもらえる人が出ることを期待したい。

学生の場合は、今どきは電子メールやFacebookを利用している場合が多いが、ここでペンパルを見つけてもらい、その後電子メールやFacebookでやり取りを始めたとしても、オフラインの手紙の方も存続させてもらいたいものだ。まだまだ、ゆっくりとした時間の流れの南の島の人たちと連絡を取り合うには、手紙の存在価値もあると思う。

シキホール島では、大きな町を中心に、インターネットカフェが結構あり、現地の人々も沢山利用していて、大体1時間15〜20ペソ程度の料金である。町中に住んでいる人は便利だが、山の中や町外れの人たちは、町に出るのは結構費用がかかり、ほとんどインターネットが使えないとも言える。

個人でパソコン等を所有し、プロバイダーと契約していたり、プリペイ式のモデムで、自宅などからインターネットに接続しているような人は、現地では、相対的に上流の人々に入り、ここで取り上げている中にはあまり含まれそうにない。

ただし、最近はスマートフォンが特に中古では かなり安く出回りつつあり、うまく無料Wi-Fiが確保できれば、比較的簡単にオンラインになれる人も増えそうだ。それでも、最近 途上国の安宿のあちこちで、Wi-Fi爆破していて、お盆の大渋滞が毎日オンライン上で起こっているような宿も多く、全体で インフラが間に合わず、利用者が爆発的に増えれば、総崩れの可能性もありそうで、先のことは良くわからない。


シキホール島のページへ

ホームページへ戻る