シキホール島のレンタルバイク

2010年8月作成
2015年2月最終更新


シキホール島にはレンタルバイクが多く、宿で借りるのが便利だが、街中で借りるより割高なのが課題である。ここでは、シキホール島への船の多くが着くシキホール港の周辺のレンタルバイク屋を中心に紹介しておく。値段は 当初、横並びで24時間でP350のところが多かったが、その後、港の近くのDASTRAUMが1日250ペソという値段で価格破壊に打って出て、かなり流行っていたが、バイクの入れ替えの戦略が見受けられず、古くて調子の悪いバイクが増え、数年後、活発には営業しなくなった。DASTRAUMは 便利な場所にあり、食堂で長い時間営業しているので、借り出し、返却の時間も制限が少なくて便利だったが、最近聞いてみたら、その横にある木の下のドライバーから借りろと言われた。港周辺では DASTRAUMに対抗して、200ペソ程度から個人の元締めがバイクを貸すようになっていたが、トライシクルやハバルハバルのドライバーが待機している木の下に場所が集約され、まともな契約書も作って、営業を始めるようになった。バイクやスクーターは新しいものが並んでいたが、その分値段も高めで先日は300ペソだった。

港に着いたら近くでバイクを借りて、そのまま 宿探しに出掛けるのも悪く無さそうだ。ただし、軽装で、バイクで運べる範囲の荷物でないとまずい。ずっとバイクを借りっぱなしでは、割高とも言える。

訪問者からの提案だが、港に程近く以下のリストにも載せているお土産屋で以前からバイクを貸し出していて、最近は部屋も安く貸し出しているそうだ。ここに泊まって、必要な日に必要な時間だけバイクをレンタルすれば、夜、無駄にレンタルを続ける必要も無い。ジプニー、トライシクルの起点である市場へも簡単に歩いて行け、トライシクル、ジプニーで行ける場所にはそれらで行った方が安上がりだ。歩いて行ける安食堂も沢山あり、夜はすぐ近くの海沿いには、テーブルを並べて、簡易のビヤガーデンも登場する。

レンタルバイクショップのリスト

シキホール港の木の下で

約P300/Day 港のすぐ近く。これまで港近辺で、個人営業で場所もなく貸し出していたのがここに集約した。
(2015年2月追加)

DASTRUM GUEST HOUSE
ONE STOP SERVICE

P25/hour(Min 4H) P250/Day〜
港のすぐ近く。古いバイクが多くなり、活発には営業しなくなった。(2015年2月更新)

SIQUIJOR MOTER BIKES RENTAL
AND SOUVENIR SHOP

P350/Day, P25/hour(Min 4H)  港を出て教会前の交差点を右へ約150m. 何日か借りて、割引してもらった人もいる。

BOOMBIKE'S RENTAL

シキホール港を出た、教会前の交差点付近に新しく営業を始めた。
(2015年2月追加)

ISLAND TOUR
MOTER CYCLE FOR RENT

P270/24H P1700/WEEK  場所はSan Juanの市場近くの国道沿い

無名、ココグローブ前
MOTER CYCLE FOR RENT

こちらは値段は、他と同じくP350/D
San Juanのココグローブの前にあり、宿で借りるよりは割安ということであろう。

どうやら営業を止めてしまった(?)レンタルショップ

SCANDINAVIAN RENT-A-BIKE

シキホールの町の国道沿いにできて、その後、少し東に場所を移していたが、そこも店舗が無くなり見かけなくなった。

WEBS LEGACY INN
MOTER CYCLE FOR RENT

シキホール港のすぐ近くにあり、今も看板は出ているが、貸し出しをしているのを、もう長く見かけない。


(以下 2010年9月更新)

以前の訪問者がシキホール島を再訪することになったが、タイミングが悪く、私は不在だった。彼が島に滞在中、ラレナの町中をウロウロしていたら、バイクを借りないかと呼び止められたそうだ。普通に店を構えたレンタルショップではなくて、オーナーが直接貸すので、24時間160ペソと 他と比べて破格の値段であり しばらく借りたそうだ。レンタルショップの場合には、専用にバイクを買って、従業員も雇い、店も構えるので、安くならない。これに対して、バイクの持ち主が、普段乗っているバイクを空いた時に貸すのであれば、これなの3つのコストはなくなり、かなり安く貸してくれてもおかしくない。実際、私のところの訪問者には、空いていれば、無料で私のバイクを貸している。最近は出掛けることも多く、調整が簡単ではないが、たまに半日くらい空けて乗ってもらうことは、これまでも たびたびあった。ただし、実際には私がドライバーという場合が多い。

レンタル代は一日いくらが適正か 簡単には言えないが、十年近く前には一日100ペソという看板を見たことがあるし、2、3年前に250ペソかそれ以下で借りている人がいた。宿が貸しているのは法外な値段、レンタルショップも値上がり過ぎというのが私の認識である。そこで、貸し手、借り手双方にWIN-WINな案を考えた。すなわち、近所の知り合いの中でバイクを持っている人に、バイクを貸してもらう。近所の人に十分儲けてもらうのも大きな狙いなので、代金は期間の長さによって、一日250ペソから200ペソ程度であろう。宿屋は高いので、貧乏な家にホームステイをお薦めしているのと同様の発想である。ただ、バイクを持っている人は、貧乏とは言い難い。それでも、レンタルバイクショップのオーナーと比べれば、通常は相対的にかなり貧しいと言える。


もう一つ補足しておきたい。上に挙げたレンタルショップの中の一軒で、以前韓国人にバイクを貸したところ、事故でかなりひどくバイクを壊されたにも拘らず、借り手は ほとんど修理代を支払わず 行ってしまったそうである。そのため オーナーは二度と韓国人にはバイクを貸さないと言っている。フィリピンで、やたらと利息が高いのは、踏み倒しが多いためというのが常識だが、この韓国人のような行為は、レンタル代の値上がりに影響しているはずだ。壊した時には正直に言って、自分で修理に行くか、十分な修理代を支払うようにお願いしたい。

韓国人だけでなく、日本人でも同様な例を聞いた。知り合いの知り合い夫婦が、外国に出掛けた時の話である。レンタカーを借りて、夫が車の一部を壊したが、返却する時に、夫は修理代を払わず、最初から壊れていたと言って 押し通してしまったそうである。それを見た妻は、それまでの数々の夫のわがまま、モラルの無さも重なり、これがダメ押し、押し出しのサヨナラ負けで、子供が高校を卒業したら離婚すると固く心に決めたそうである。


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