無料で泊まれるロドリゲス・レストハウス

2009年6月作成



ロドリゲス・レストハウス

先日、フェスタに行った家で、外国人を幾らでも無料で泊めると豪語していたので紹介する。場所はシキホール島のラレナの町の市場から歩いて5分ほど山の方に上って行った所。スペイン語でよくきくロドリゲス(Rodriguez)という人の家である。これだけの情報でも、近所の人に聞けば、簡単にたどり着くはずだ。日本人のTomから情報を得たと言えば、通じやすいだろう。実際に泊まってみたいという人がいるなら、一旦、私のところの無料コテージに泊まってもらい、信頼できる人であることを確認してから、私の方で連れて行くのが こちらとしては安心だ。

わざわざ ここを取り上げたのは、フィリピンの現地風の造りが好きな人には、十分快適にできていて、くつろぐことができそうだからだ。さらに、普通のコテージに比べれば かなり広く、それでもシンプルなので、予算20万円以下(ただし、電気、水道、トイレ、シャワーは場合によって差が大きい。)で十分建てられそうで、ネイティブで簡単な家を建てたい人の参考になると思ったからだ。

因みに、ほとんど開けっぴろげなので、虫だ、ヤモリ(トカゲ、トコ)だと騒いで敬遠する人には向かない。

無料ということでは、私のところのコテージもそうだし、現地の人と知り合いになって無料で泊めてもらうのは簡単なことだ。シキホール島に来る途中、船で知り合った人の家に泊まったという人の話は以前から沢山聞いている。知り合ってすぐ そのまま付いて行くのは、無用心とも言えるが、トラブルがあったという噂は聞いたことがなく、ほぼ問題ないと言えそうだ。しかし、保証はないので、自己責任でということになる。

ロドリゲス家では、長く居るなら電気代は払ってくれとのことだった。無料とは言ったが、完全に世話になりっぱなしで、そのまま帰ってしまうのではまずくて、何かGive and takeが必要であろう。
ホームステイ先の方も別途紹介しているが、そちらは支援が目的なので、それなりにお礼として現金を支払ってもらうようお願いしている。それに対して、ここの場合のように無料と豪語しているのに、みんなが沢山お礼を支払うので、味をしめていつの間にか、高い料金を請求するようになっても面白くない。
以前、私は知り合いの家に2週間ほど泊めてもらっていたことがあったが、その時は、直接現金は払っていないが、その家の分の夕食の食材と朝食のパンは毎日私の方で買ってきていた。その他、電球が切れていたら買ってくるとか、最初にお土産を持って行った。予算が十分でないのでその程度にしてもらっていた。

日本から、高くは無いが珍しくて、役に立ち、現地の人が欲しがるものをプレゼントに持っていくのが コストパフォーマンスが良くて、Win-Winを実現できそうだが、具体的に何かと特定はできずケース・バイ・ケースになってしまう。

手前味噌な例として、しばらく泊めてもらうのなら、日本で3千円くらいの中古ノートパソコンを見つけてきて、ソフトウェアを英語にして渡すことをお奨めしたいが、贈る側、もらう側とも相応しい人が限られる。かなり特殊な例と言えそうだ。少なくとも、始めて行く家に持って行くものとは違うだろう。因みに 私の場合なら、パソコンは あげなくて、使い方の練習のため しばらく貸しているだけである。



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