2013年 9月作成
世界各地でありそうだが、シキホール島でも日曜日に市が立つ。市場の周辺で、主に山の上の農家の人たちが自分の作った農作物を持ち寄って、手頃な価格で販売している。実際には、販売していると言うと怪しくて、過去形の場合も増えてきた。例えば、バナナの場合、シキホールの古い市場の入り口付近に農家がやってきて、以前だったらバナナは1kg20ペソで売っていた。
その横には、常時バナナを売っている果物屋のスタンドのようなものがあり、そこでは大体バナナは1kg30ペソで販売していた。そのため、バナナはできるだけ、日曜日に買おうをいう作戦を立てた。ところが、嫌な予感は当初からしていたのだが、しばらくして、果物屋の価格がいかにも伝わったように、日曜市でも、横の八百屋と同じ値段である30ペソで売り出した。それどころか、値段が高めの1kg40ペソの種類のバナナも持ち込み 積極的に売るようになった。それでも、人により、またバナナの種類により、1kg20ぺソで売っている場合もあるので、お買い得を探して、今でも日曜市で買うことも多い。
バナナと同じように、他のものでも、通用 町で売っている値段と、日曜市の値段があまり変わらなくなってしまったといういかにもフィリピンらしいことになりつつあるが、売っている人が多いので、順番に値段を聞いて回ると、お買い得が見つかることも多い。少なくとも鮮度は良いのは、大きなメリットであろう。
値段を順番に聞いて回ることを現地ではcanvassingと言っているが、日曜市の場合もcanvassingが必要だ。
野菜は、キャベツなどは、島の外から入ってくることもあり、日本より高い。反対に、空芯菜やつる紫などは、現地で沢山採れるので、一束2ペソとか5ペソで売っていて非常に安い。日曜市では、現地の農家が作ったものを持ってくるので、安めの種類の野菜が手に入るとも言える。
シキホールの古い市場で、日曜日になると、農家が
野菜を売りにくる。通りに適当に並べて売っている人も多く、いかにも、場所代を払ってなくて、安めだろうという安心感がある。
Larenaの方が日曜市の規模が大きい。しかし最近は都合で
午後しか行けなくて、それだと上の写真のように、ほとんど
売り手が帰った後。早い時間帯に行くべきだ。