十匹の子ブタ

2000年10月


根っこや葉っぱを食べる子ブタ4匹 ゴミをあさる残りの子ブタ6匹

買主が「リーリーリー」と言うと集まってくる。他の動物の集合合図はまた別にある。



シキホール島で滞在していたCandanayという村で十匹の子ブタが生まれた。名前はない。

ブタは、ゴミをあさり、その当たりの草や根っこを食べ、その当りにあるものは何でも食べる。また、島の人たちは豊富にあるキャサバやパパイヤを与えることもある。
ペレットタイプの人口飼料もいろいろ売られているが、1キロ15ペソくらいの値段。高くて、ブタの値段と釣り合わず、ブタに与えているのを見たことがない。

子豚の値段は1匹1000ペソ(100円=約44ペソ 2000年10月現在)。大きくなると、80キロくらいになり、1キロ45ペソで売れる。結構良い儲けになるので、大抵の家では豚を飼っている。

しかし、子豚が沢山生まれるのが良さそうだ。
牛の場合は、霜降り牛で70万頭も子供を作った大立者がいるという話をテレビで見た事がある。馬の場合は、日本のサラブレットではサンデーサイレンスのオーナーは左団扇であろう。フィリピンの豚の場合は、沢山子供を産む親を1組持っていれば、随分家計も楽になるだろう。

→シキホール島のページへ戻る