ボホール大震災後のセブ、ドゥマゲッティ、シキホール

2013年 10月作成


ボホールでの大震災の直後にシキホールからセブまで移動した。その時の各地の写真を簡単に紹介する。
震災の犠牲者、遺族へお悔やみ申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興を願いたい。

シキホール

シキホールでは、見たところ、また人に聞いたところでは被害は確認できなかった。当初、死者が1名出たという情報が出回っていたが、ほどなく訂正され、死亡は無い模様。

自宅周辺では、震度3程度のゆれがあったが、特に被害は無かった。ただし、自宅は海岸にあり、隆起さんご礁の大きな岩盤の上なので、他より揺れはかなり小さめで、地盤のゆるいところではもう少し揺れたはずだ。

シキホール島で震源に一番近いところまで行って、被害がないか確認したかったが、残念ながら時間の都合で行けなかった。

街中の様子

business as usual.

シキホールの教会

フィリピンでは、教会が地震のゆれの物差しに使われそうだが、以前のままで被害は見られなかった。

ドゥマゲッティ

街中を歩いてみたところ、特に被害は見れら無かった。
シキホール島よりもさらに震源から離れているので、予想通りであった。

Lee Plaza付近

市場の周辺

セブ

ダウンタウンを歩いて見た範囲では、一部を除き、以前のままで被害は見られなかったが、テレビでも報道されたようにサントニーニョ教会など、古い建物に被害が出ていた。

オスメニア通り、ガイサノ付近
以前と変わりなし

コロン通り
以前と変わりなし

一部倒壊したサントニーニョ教会

サン・ペドロ要塞

石垣の一部が倒壊していたが、いかにも壊れそうな部分が壊れただけで、
全体的に見れば被害は ごく一部分に限られている。

ボホール

大きな被害が出ているボホールへ支援物資をもって、駆けつけたい思いにかられるも、既にLCCのバーゲンチケットを買ってあったので、そちらに乗って違う方向に向かい、今回は行けず仕舞いだ。実際には、被害が甚大なので、個人で出掛けても役に立ついい方法が思いつかないというのが正直なところだ。結局、前もって準備していないのが課題であろう。支援物資を持って行くにしても、今回のような大震災では、少しだけでは、焼け石に水なので、予めスポンサーを見つけておくべきで、その後の手順も考えておくべきだろう。

タグビララン在住の知り合いからの情報では、その人が住んでいるところでは、電気は当日復旧し、水道も程なく復旧したそうだ。BQの食品売り場等のお店は、地震の数日後には営業していて、飲み水や食に困ることはないそうだ。

タグビラランから北へ15km程行った海岸沿いに住んでいる別の知り合いの話では、地震発生から数日しても電気も水道も戻っていないそうだ。これもテレビで放映されていたが、タグビラランへ行く途中の橋が落ちていて、交通に大きな支障が出ている。ただし、150ペソ払えば小舟でバイクを対岸に運んでくれるので、それを利用すれば、何とかタグビラランに行けるとのことだ。自宅の前の海が干上がってしまい、その当たりでは、地面が2mほど隆起したそうだ。


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