椰子の木の最期

2016年5月作成





先端の葉と実の部分が全部折れて、
お陀仏さんの椰子の木

2年越しのエルニーニョの影響で、草木が枯れて、牛の食べる葉が無くなっりして困っていたが、遂に、自宅の椰子の木にまでその影響が及んでしまった。と言っても、雨季が始まり、本来なら問題が解決するはずだったところで、それが裏目に出たかのような話である。

上の写真のように、椰子の木が無残な姿になってしまった。エルニーニョで、椰子の木がへたっているところで、季節風の向きが変わり、雨季の始まりで まとまった雨が降り、乾いた枯れ葉に水がしみたり、隙間に水が貯まったりして、水の重さに耐えきれなくなって、椰子の葉と実の部分が全部折れてしまったようだ。風向きが変わったことにより、これまでと力のかかり方が変わり、ポキっと折れてしまうこともありそうだが、今回の場合は、折れた方向がそれとは違うので、水の重さが影響していそうだ。

折角雨が降り出し、これから回復し出すと期待した矢先の出来事で 残念な限りだが、どうしようもない。せっせと水をやっておけばそうはならなかったとは言えるが、水道も来なくなって、せっせと水汲みに行っている状況では、椰子の木にやる水まではなかった。
ビーチリゾートなら、椰子の木がなくなってしまうと影響が大きいので、水をやりそうにも思うが、普通は、そこまではできず、放ったらかしが多そうで、それだとどうしようもない。 参考情報としてここでは取り上げたが、椰子の木が枯れては困るという場合には、乾季に水をやるようにしてもらうしかない。

同じ時に駄目になった別の椰子の木


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