フィリピンの愉快なホテル名

2012年4月作成



ドゥマゲッティのメイン通りであるPerdices street.、そのさらに中心地と言えるLee Plazaのすぐ横で建設工事をしているところがあったが、最近建物が完成し、新しいホテルが開業した。名前はNOVOTEL. その前にASIAが付いて、アジアのノボテルのようにも読めるが、本家のNovotelと関係ないことは、建物、部屋数、格式、その他一目瞭然で分かる。念のため、本家のNovotelのサイトで確認したら、世界に400箇所近くチェーン展開しているが、フィリピンにはNovotelはないようだ。マニラにはあるかと思ったが、地図には出てこない。

現地の人にしてみれば、外国にいくらNovotel が沢山あろうと、普通は知らないので、Novotelと言えば、Dumaguete のここになるのだろう。以前 ダバオのショッピングモールで、プラダのバッグが数百ペソで売られていた。マニラのisetanは、マークも似ているので、日本の本家と関係があるのかという初歩的な勘違いをしていたが 関係ないそうだ。この手のノリの名づけなのだろうが、我々外国人は眉をひそめたくなる話だ。

NOVOTEL@ドゥマゲッティ

以前にも紹介しているが、同様の怪しい名前は他にもある。イロイロのFour Seasonと、タグビラランのTravellodgeである。それぞれ、本家は、Four SeasonsTravelodgeである。

Four Seasonの方は、かなり以前に写真を撮っただけで、かなりご無沙汰していたので、インターネットで検索したところ、今も営業しているようだ。

Four Season hotel@イロイロ

Travellodge@タグビララン

マニラやセブなどには、Crown Regencyというホテルがあるが、Crown PlazaHyatt Regencyがあるので、私の感覚では十分眉をひそめるところだが、現地の人からは、Novetelの場合と同じで、知らないと言われそうだ。日本人の間でも、私の方が少数派になって、なんとも思わない人の方が多そうだ。



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