ドゥマゲッティの両替

2012年1月作成




ドゥマゲッティで どこが一番両替のレートが良いか。人によって幾つか意見が別れることもあったが、最近では、ロビンソンの2階の両替商が一番レートが良いと一般に言われていたが、今回少し時間を取れたので、試しに何箇所か回ってレートを比較してみた。

ドゥマゲッティの両替比較 (2012年1月12日調べ)
イメージ
場所 CORE PACIFIC
@リープラザの地下
Xchange
@ロビンソンの2階
BDO(銀行)
@市場の近く
通りの両替屋
@Macと公園の近く
レート $1=P43.9
\100=P56.7
$1=P43.9
\100=P56.6
$1=P43.75 $1=P43.5
\100=P56


今回の比較の結果、ドルレートはリーブラザとロビンソンの両替所のレートが一番良く、日本円はリープラザの両替所のレートが一番良かった。
リーブラザでレートを調べて、その後ロビンソンに行き、またリープラザに引き返してレートが変わっていないことを確認したり、ほとんど同じ時間と言える範囲でレート調べた。そうは言っても、この一度の比較だけで判断してしまうのは、ちょっと強引なので、大体の傾向として捕らえるべきであろう。もしも、何が何でも一番良いレートで両替したいというなら、その時点で再度比較してもらうべきだろう。

当日の新聞によれば、ドルのレートは、$1=P43.99であった。(一日前のデータである。)

以前は、マニラと比べ、1ドルや100円で1ペソ程度のレートの差があったと記憶しているが、最近は、銀行は全国版で、両替商もチェーン店化しているようで、レートもマニラと同じか、遜色無くなってきた。

リープラザとロビンソンの両替商では、レートを示すディスプレイも同じで、店舗の色も同じような感じなので、同じ両替商でレートも同じだろうと思っていた。しかし 今回比較したらレートが違うので、よく見たら 名前も違い 系列が別であることに初めて気が付いた。

ドゥマゲッティにロビンソンができて まだそんなに経過していなく、中の両替商もその時からということになるが、リーブラザの両替商の方は さらに新しい。

銀行でも両替したが、いつものように、ドル預金を引き出して、その場で一部ペソに両替してもらった。他の二つの両替商より、少しレートは悪いが、私の方は、小銭をシキホールに持ち帰るのが目的で、銀行でそのまま両替も済ませ、ペソで引き出している。銀行ならペソの小銭をこちらの要望にあわせて もらえるので、重宝している。例えば、1ペソ硬貨は200枚、5ペソ,、10ペソは100枚入った袋が予め用意されている。

通りの両替屋は、町を歩いていると声を掛けられるので簡単に分かる。店舗が無い分、経費が削減できて、レートが良いのではと期待できるが、残念ながらそうではないようだ。ただし、交渉により、レートは少し変わってくる。それでも、レートが他に比べ一番良くなることは、これまでの経験上なさそうだ。路上なので、少し不安もありそうだが、これまでのところ、誤魔化された経験はない。

ドゥマゲッティの一番の繁華街はリープラザの周辺と言えそうだが、その近くの携帯電話ショップ兼両替商ににも行ってみた。以前一度両替した経験があるが、レートが一番良いとは言えないレベルであった。今回は、レートの確認のために店員がどこかに電話を始め、呼び出し中が続いたので、諦めて帰った。

街中の携帯電話ショップ兼両替商


以上はドゥマゲッティの地域情報であるが、フィリピン全体の両替について補足しておくと、以前は、田舎に行くとレートが悪いので、マニラなどで十分に両替してから田舎に行くというのが基本であった。しかし、ドゥマゲッティの例を見る限り、外人が多いということもあるのかもしれないが、かなりレートは良さそうで、普通の旅行であれば、現地に着いてから両替すれば十分と言えるレベルであろう。マニラとドゥマゲッティの同時比較を載せているわけではないが、他の経験を踏まえてそう言える。

シキホール島で、少し前に両替したら、1ドル=42.95ペソであった。現金が不足しているところに、金借りがやってきて、料金を払わないと、生まれた子供とともに、病院に拉致されたまま帰れないと言われ、その結果貸すことになったための両替である。普通は、自宅の入り口にNo money borrower allowedと書いてあり、貸さないのだが、この時は、特別そうなってしまった。シキホールでの両替は今回が初めての経験である。年明けで、ATMの現金がお箱になっていたという事情もあった。これは自分の口座から引き出す話であり、金借りの方は口座自体が無さそうだ。 両替から話が少し逸れてしまった。

シキホールは観光地化が進んでいて、両替も普通にできるようになった。上のデータは、同じ日のものではないので、そのまま比較はできないが、ドゥマゲッティより1ドルで1ペソ程度レートが悪そうである。私も今回始めてシキホール島で両替したが、通常は、大都市で両替してから来るべき場所に入るだろう。

さらに田舎になると、両替もできないとか、日本円だととんでもないレートになったりする場合も少なくない。

フィリピンでもATMは結構あるので、PLUSかCirrusのマークの入った日本銀行のキャッシュカードなどがあれば、簡単にペソの現金の引き出しが行える。しかしながら、昨年から手数料引き上げの嵐に見舞われ、今では一回の手数料が通常200ペソとなった。それでも、引き出しの上限は1万ペソと変わらず、手数料が割高なため、使いたくない方法に変わってしまった。そうは言っても、多くの現金を所持する必要がないというメリットから、今でもしぶしぶ使っている。



ホームページへ戻る