San Juan

2009年6月作成



San Jaunの日に自宅前で泳ぐ子供たち


6月24日は、フィリピンではSan Juanと呼ばれ、家族で海沿いに繰り出す日になっている。そうは言っても、カレンダーを見れば、休日ではないことが分かり、シキホール島の場合は、学校は授業を土曜日と振り替えているそうだ。インターネットで検索したら、フィリピン全般の行事として説明しているものが見つかったが、海から遠くに住んでいる人には関係無さそうだ。マニラ湾に人がどっと押し寄せたらパニックであろう。セブ島の海岸線をバスで移動していたら、沢山の人が海に繰り出しているのを見たことがあるので、そこそこの範囲で行われているは確認できている。マニラ近郊のSan Juanというところでは水かけ祭りが行われるそうだ。

San Juanは、普通ならサンファンかサンジャンだろうが、シキホールではnを二度読みするようにサンヌワンと言っている。Juan(フワン)はスペイン語で、英語ならJohnなので、St.John祭りと書いているものもインターネットで見かける。

いろいろバリエーションはあるが、とにかく基本は 6月24日は家族で海に出掛けて、飲んで食って泳いでということになる。

私は6月は日本に帰っていたり、出掛けていることが多く、San Juanの日にシキホールに居ることは少ない。今年も、出掛けていて不在の予定であったが、問題が起こって途中で帰ってきたので、たまたま現地に居ることになった。

そこで折角なので、写真と共にここで取り挙げた。

San Juanは、夏至に近いためだと思うが、満ち潮がかなり高く、海で泳ぐのと関係していそうで、インターネットで検索すればいろいろ説明は見つかるが、ここでは、フィリピンらしい飲んで食ってに、泳いでを加える現地の行事だけを紹介しておく。

現地の状況を補足しておくと、私の家の前では、朝から子供たちが泳ぎ始め、お昼にはそれぞれの家族で食事をしていた。200人くらいは人が集まっていて、食事の後には、賞金つきのボートレースや、水上運動会のようなことをやっていた。

別の場所にも様子を見に行ったが、海水浴に適した広い砂浜では、日本のシーズンの海水浴場と同じような人出であった。町に行くと、クリスマスや正月と同様ゴーストタウンのようで、ほとんど店は閉まっていた。そこで、さらに山の上の村まで試しに行ってみたが、そちらも学校は休みで、ほとんどの家が閉まっていた。どうやら、山の上では海から遠くて 泳ぐ機会が少ないので、一年に一度、せめてSan Juanだけは 海に行こうとしているようであった。



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