タンボボ湾(Tambobo bay)@ネグロス島

2018年9月


タンボボ湾(Tambobo bay)の様子
フィリピンとは思いにくい光景だろう。

ネグロス島のドゥマゲッティから南西に 車で40kmほど走ったところに、タンボボ湾(Tambobo bay)というヨットが沢山浮かんだ入江がある。以前から一度行ってみようと思っていたが、今回行くことができたので簡単に紹介したい。

タンボボ湾は、ネグロス島の最南端のシアトン(Siaton)という町にあり、このあたりは、White sandのビーチや雰囲気の良い宿がある。

現地のフィリピン人の話では、タンボボ湾に泊まっているヨットの中には日本人オーナーのものもあるそうで、それ以外も外国人オーナーの場合が多そうだ。上の写真だけ見ていると、場所がフィリピンではなくて、欧米のどこかのように思えたりもするが、下の写真で竹の桟橋や茅葺の屋根があると、フィリピンだと納得できるはずだ。

タンボボ湾の内側

沢山のヨットが泊まっている。

桟橋から見たタンボボ湾の様子

桟橋から見たタンボボ湾の様子 上の写真の対岸から

タンボボ湾の周辺等

タンボボ湾の入り口には港があり、漁船が沢山泊まっている。

周辺の道は、シキホール島と同様で、かなり綺麗になっている。シキホール島でも、各地で道路工事をしているが、工事の予算等を説明した立て看板を見たら 一か所で1億ペソを越えているものもある。島全体では莫大な金額になる。さらに、フィリピン全体で このように工事をしているので、莫大の莫大というような金額で、例の四字熟語の予算が容易に想像される。マレーシアでも、借金が返せなくなり、国有財産を差し押さえられると心配しているが 同様に心配だ。

タンボボ湾の入り口にある漁港

タンボボ湾周辺の道路
最近できたばかりで、広くて綺麗

タンボボ湾の水上に AB Cafeという雰囲気の良いカフェがある。ただし、ちょっと老朽化して、新しくて綺麗な設備を期待する人には がっかりされそうだ。しかし、水上の眺めで満足できる人には、値段も安めでお薦めだ。カラマンシー・ジュース 30ペソ等。 店の人が とてもフレンドリーなのも良い。

リゾートだと入場料200ペソとか言われたりするが、下の右の写真のサンクチュアリ(禁漁区)のビーチだと公営なので、無料で過ごすことができる。

AB Cafe

サンクチュアリ(禁漁区)

タンボボ湾周辺の宿

調べた範囲では、タンボボ湾の周辺に4か所宿があり 一通り回ってみた。範囲を広げると、さらにいろいろな宿がある。

Tongo Sail Inn

今回泊まったのがここで、泊まった理由は、当然のように最安値(590ペソ)だったからだ。と言っても、安かろう悪かろうではなく、竹のネイティブなコテージは雰囲気が良い。バンブーハウスかニッパハットを建てようと思っている人には、いろいろと参考になり、一度泊まってみることをお薦めしたい。

オーナーがフレンドリーなのもよく、オーナーに日本人の友達もいて、日本人は特に歓迎してもらえる。

Kookoo's Nest

白砂のビーチがあり、隠れ家的な雰囲気も楽しめる宿。コテージはTongo Sail Innと似ている。10年以上前から、この宿のサイトは見ていたが、以前と比べ料金は倍以上に上がっている。今回聞いてみたら最低でも1200peso程度するそうだ。入場料200ペソ(最低消費がこれで、食事の代金などに充てられる。)

Kookoo's Nestのビーチとレストラン

Kookoo's Nestのコテージ

その他

Antulung

敷地も広く、かなり高級そうなリゾート
最安値の部屋はプロモで1500ペソから

Grandview Cottages

見晴らしの良い高台にあるコテージ
一泊約800ペソ

行き方等

国道沿いまではバスが走っているが、その後の移動が大変で、ドゥマゲッティからバイクをレンタルして行くのが良さそうだ。料金はこれも以前より値上がりしていて、今回は24時間で400ペソだった。朝からドゥマゲッティを出れば、日帰りでも十分回れる。

Siatonの国道沿いの三叉路。ここから左に入る。
Antulangの看板が目印

途中あばら家も点在
横には新しい大きな道が通っていて、その工事に あばら家の家族を揃って雇ってあげれば、立派な家が建つだけ賃金をもらえそうだ。しかしそういう仕組みになっていないのは、シキホールの道路工事と同じようだ。


ホームページへ戻る