ビザ延長

 2000年2月作成   
2018年10月最終更新


(2018年9月更新分)

長らく、更新していなかったので、最近の状況を補足しておく。

1.2013年の中頃から、ビザなしで滞在できる期間が30日間に延長された。ただし、初回のビザ延長を加えた合計の滞在期間は従来と変わらず59日のままである。すなわち、初回の延長が38日間から29日間に短縮された。

2.これは、以前から変わっていないはずだが、日数の数え方は、例えば30日間の場合、1月1日から1月31日までというように、指折り数えると1日多めの計算になっている。時間でみれば、例えば、1月1日の夜に入国して、1月31日の早朝に出国すれば、実質30日間より短いので、当然の措置とも言えそうだ。この計算に従い、さらに詳細な例で、12月31日の午後11時頃、空港に到着し、入国審査に時間がかかり1月1日になると、1月31日までがビザ免除の期間になる。さらに、出国のフライトの出発時間が2月1日の午前1時頃だとして、1月31日中に、出国審査が済めば、ビザ免除で済むはずだ。実際にこのようなきわどい時間で移動したことはないが、これまでの入国、出国のスタンプの押され方から、このような運用になるはずだ。
これについては、経験からの話でしかなくて、保証はできず、フライトのキャンセルで日程がずれ込むこともあり、ある程度余裕をもって移動して頂きたいものだ。

3.ドゥマゲッティのイミグレーションの場合、これまで長らく、Express lane feeを必ず徴収されていたが、1年ほど前から、通常料金だけでも手続きができるようになった。ただし、申請、支払い、受け取りで3度イミグレーションに行く必要があり、滞在先が遠いと大変だ。初回延長の料金はExpress lane feeなしだと 2130ペソ。

4.かなり以前からそうなっているが、2回以上のビザ延長の場合、ツーリストでもI-CARDを取得する必要がある。I-CARDは1年間有効だが、2回目の延長で、I-CARDを新規に発行してもらう場合には、合計金額が、かなり割高に感じる。一方、銀行口座の開設にはI-CARDの提示を求められることが多く、I-CARDの発行には1か月程度はかかり、フィリピンに到着したらすぐに、I-CARDの発行を申請するような話も出てくる。I-CARDは国が発行するIDとして使え、例えば、バイクをレンタルする場合、IDを預けるよう求められることが多く、パスポートを預けるのは不安だが、I-CARDを預ける方が、まだ安心だろう。


(2008年6月更新分)

2008年3月から さらにビザ延長の料金が値上げされた。

初回38日の延長した場合の合計:P3030
二回目に1ヶ月延長した場合の合計:P2540
二回目に2ヶ月延長した場合の合計:P4050

ドゥマゲッティの場合、Express Laneでも一旦セブに連絡を入れ、承認されてからビザを延長するシステムに変わり、処理が終わるのに通常半日程度かかるようになった。

→ その後 改善され、以前と同様、短時間で手続きが済むようになった。但し、スタンプだけでなく、証書も発行することになったので、その分作成に少し時間がかかる。(2009年3月現在)


(2001年4月更新分)

Dumageteでのビザ延長申請の現状は以下のとおりである。

項目 Dumaguete

料金
 
 38日延長の基本料金

 Express Lane Fee



1520ペソ

500ペソ

所要時間 約20分
Express Laneのみ
作成書類枚数 1枚
写真 不要、パスポートをコピー
係員の対応 フレンドリーで、質問すると、いろいろ教えてもらえる。


2000年4月から、ビザ代が値上げされた。Express Lane Feeを除く基本の費用は、ほぼ3倍という大幅な値上げ。Dumagueteでは、Express Laneのみとなり、以前の一週間後の受け取りの場合と比べ約4倍の値段となった。フィリピン国内でビザを取る方が、海外でビザを取るよりが値段が高いかもしれない。外国人に不評であることは言うまでも無い。

シキホール島に滞在しているカナダ人夫妻の話では、トロントでは、有効期限1年の数次ビザを無料でもらえたとのこと。ただし、妻の方は元フィリピン国籍。 通常の外国人でもこのビザが取れるかどうかは、可能性はあるが、情報はなし。

また、ビザ延長申請時には、保証人が必要で、知人などの名前と住所を書類に記入しないといけない。

更新が遅れて申しわけありません。


(2000年2月作成分)

フィリピンに長期滞在するためあらかじめビザの発給を受けておくか、延長する必要がある。日本での発給は、値段が高く、時間もかかるのでお勧めできない。現地での延長がお勧め。ただしManilaでのビザ延長は、評判が良くない。フィリピン国内では、Manila以外にも、Davao、Cebu、Dumaguete、BacolodoなどにImmigration Officeがありビザ延長ができる。
さてここでは、各地のImmigration Officeの対応が異なっている点をDavaoとCebuを例に取り、比較してみた。いかにもフィリピン流というべきか。

項目 Davao Cebu

料金
 
 38日延長の基本料金

 Express Lane Fee



510ペソ

250ペソ



510ペソ

500ペソ

所要時間 約1時間。
Express Laneのみ
Express Lane約30分
通常は1週間
作成書類枚数 2枚 1枚
写真 2枚必要 不要
係員の対応 結構いろいろ聞かれる。 ほとんど質問もなくそのまま発給


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