釣銭をごまかす体質

2000年9月


  

フィリピンはラテン系。釣銭を適当にごまかす場合が多い。

ジプニーやトライシクルなどでは、最初から、釣銭は戻ってこないと思って乗った方が無難。ぼられたと思って、気分を悪くしなくて済む。
現地の人は当然お釣りをもらおうと待っているが、1ペソ、2ペソ釣りが
少なくて、やられたと思って釣銭を見ている光景を良く目にする。それが外国人旅行者だと、"Thank you"と言われて、そのまま釣りは帰って来ないのが普通だ。

コーラを飲んで、いくらかと聞くと、ジース(diyes)と言われた。ジースは
確か10ペソだったなと思いつつ、間違っていたらまずいと、20ペソ出したところ、8ペソ戻ってきた。
別の場所で、8ozのコーラを飲んだ。20ペソ出して、釣りを待っていたところ店員は、私の顔と、お金を何度か見た後、そのまま、お金をしまって、釣りを返さなかった。私を外国人と見ての所業だ。8ozだと普通は
6ペソ〜8ペソだ。

部屋数の少ないビーチリゾートに良く泊まっていたが、まともに釣銭を
準備していることは一度も無かった。料金1300ペソのところ200ペソの釣りが無いので、"OK lang."(じゃあいいよ)と言って、1500ペソ払うようなことがほとんどだった。
考えてみれば、こんなことをしていては、相手は得するばかりで、態度が改まるはずがない。相手が損するように話をしないと駄目だろう。
釣りがないとは1000ペソで良いということか?とか、釣りの分に5割ほど
上乗せして、宿泊券でも出させるとか。そういうように話をするべきだ。

→戻る