フィリピンの貧困問題と怠け者問題

2000年9月作成   
2008年2月最終更新


フィリピンの貧困問題は深刻だが、その大きな原因は、フィリピン人が概して怠け者であることが挙げられる。従って、例えば、むやみに、物をあげたり、配ったりしても、麻薬と同じで、さらに彼らを怠け者にするだけ。貧困はさらに深刻化すると言わざるを得ない場合が多い。
勿論、父親が急死したとか何かの原因で、勤勉であるにもかかわらず、貧困である場合も少なくない。そういうケースがまず、支援・救済の対象となるべきだ。

感心できないケースは枚挙に暇が無い。
例えば、家族の誰かが、外国に働きに出て、十分な仕送りができるようになると、フィリピンに残ったものは、こんなことを言い出す場合が多い。「お金が十分入ってくるのに、どうして、我々は働かないといけないのか?」
さらに、お金がなくなってくると、いろいろな理由を考えては、仕送りを増やすようにメールを出す。また、日本人が、むやみに物を与えたら、「日本人の友達が、たくさん物をくれるのに、どうして、働いて、買わないといけないのか」とか言い出しかねない。

日本なら、家に十分な資産があっても、世間体から、どこかへ働きに出ることが多い。しかし、フィリピンでは、働かない人がいても、本人も、世間も気にしないことが多い。また、回りの人はやる気がなく、怠けているのに、どうして私だけ、一生懸命働かないといけないのか、といった言い分けが飛び出してくる。

お金が無くても、その範囲で暮らして行こうとするなら、それはそれで1つの正しい選択肢ではある。しかし、プレゼントを持って行ったら、我先にと奪い合ったりする、人一倍貪欲なフィリピン人が多い。努力しなくて、たくさん欲しいのが、現在良く目にするフィリピン人気質だ。

怠け者で貪欲なフィリピン人を、これ以上増殖させてはならない。

最後に繰り返すが、勤勉なフィリピン人も沢山居る。そういう人たちの割合が増えることを期待する。

(参考)Give me文化

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