地球のやられ方レポート

海外遠征104回目にして、初めて コソ泥にやられしまった
体験談をまとめたものです。

1.やられ方

場所:北京 バス内 北海公園から天安門へ向かう途中
日時:98年11月1日(日)
被害:貴重品一式
     現金:各国(約10カ国)通貨 合計600ドル程度、
     パスポート、免許証、トラベラーズチェック(TC)
     その他大切なものいろいろ
    不幸中の幸い、現金以外は後で戻って来ました。 

経過:
  ・北京市内の観光地の1つである北海公園前から、バス
  (公共汽車)乗ろうとしました。バスには、これまで
   何度なく乗っていて、特に不安はありませんでした。
  ・人前で財布を出すのは危険と、小銭をポケットに入れて、
   そこから出していました。ところが料金の5角(約8円)が
見つかりません。小銭を全部使ってしまったのです。 
  ・しかたなく、持っていた買い物カバンに入れてあった
貴重品袋をのぞき込み、そこに入っていないか調べました。
   残念ながら、やはり小銭は見つかりませんでした。
  (今にして思えば、その時、胡散臭そうなおじさんに
   横から覗かれていたような気がします。)
  ・仕方ないので、ポケットにあった10元(約160円)で
   バスに乗ろうとしたところ、そんな大金では乗せて
   やらぬと、次ぎの停留所で降ろされてしまいました。
  (下車の下、中国語でシャー、シャーと言われました。)
  ・手持ちの10元で梅のお菓子を購入し、なんとか小銭を
   つくり、再度バスに乗りました。そして、目的地の
   天安門で降りた時のこと、なんとなくカバンが軽く
   感じられました。見ると、私のカバンは歯もので30センチ
   くらい切られていました。中の貴重品袋をそのまま、
   持ってけ泥棒されていました。
  ・途方に暮れて、仕方なくホテルに戻って相談していた
   ところ、警察(公安)から電話がありました。故宮博物院
  (紫禁城)に貴重品袋が落ちていたとのことです。ホテル名刺
を袋に入れておいたので、すぐに電話してくれたのでした。
  ・ホテルの従業員のお姉さんについてきてもらい、警察から
   貴重品袋を受け取りました。現金以外はほぼ戻ってきました。
   TCが1枚なくなっていましたが、後で再発行してもらえました。

 重なる失敗:
   少々無茶をしていても、滅多にやられるものではありませんが、
   サッカーで点を取られる時のように、いろいろミスが重なり
   その結果やられてしまいました。

   その1.観光地からバスに乗ろうとした。
   その2.人前で、大金を人目にさらしかけた。
   その3.一目で外国人とわかるような、派手なカバンを
       持っていた。
   その4.混んでいるバスの中で、特に注意をしていなかった。
   その5.リュックと同じように、買い物カバンも自分の前や
       足の間にはさむ等の注意が必要だったが、怠っていた。

2.やり返し方

やられっぱなしでは悲しいので、逆襲の方法を考えてみました。
ワイヤレスセンサを使って囮捜査を行うので、きっとうまく
いくはずですが、ここでは都合により、詳細は省略します。

以上



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