Charleston,SC

2004年 2月



サウス・カロライナ州のチャールストンは、太平洋岸にある古い町。街並みが美しく、沢山の観光客が訪れる。UAはシカゴとワシントンDCから、NWはデトロイトからフライトがある。

チャールストンの近くで、同じく古い街並みが残る観光地サバンナへは 以前訪れたことがあるが、チャールストンは今回が初めてである。これまで行かなかった理由は、有名な観光地でホテルは高く、安宿が無さそうだったからである。しかしながら、今回 再度 良く探してみたところ、Hostelが2軒あることがわかった。それならばと、UAのシステムワイドの有効期限が迫っていたこともあり、今回訪れてみたのである。

策士策に溺れる

例によって失敗談である。

ホステルが見つかったのはよいのだが、それだけでは条件が揃わない。
空港から安く町に出られる方法があったほうが良い。
これまでの調べでは、普通のタクシーか、乗合タクシーしか見あたらなかったのだが、再度市バスを調べてみた。インターネットでYahoo Mapに空港のコードCHSと打ち込んだ地図。これと、やはりインターネットで入手した市バスのシステムマップをつき合わせたところ、空港から最寄のバス停まで1km程しかない。これなら歩けば楽勝と思ったのである。
行き帰りを含め利用予定のバスの時刻表と路線図もプリントアウトし、準備万端のはずであった。
ところが、飛行機が空港の近くを旋回したところで、すべてが判明したのである。地図のCHSが示していたのは、空港のターミナルではなくて、管制塔だったのだ。地図にはAirport Driveなどという、いかにもそれらしい名前の道がCHSから出ており、安心しきっていた。
しかし、実際にはターミナルの方は、管制塔のあるところからかなり離れており、バス停まで何キロあるかわからない。すべてを諦め、乗合タクシー乗り場に直行した。
乗合タクシーから見たところ、ターミナルからの道は、自動車専用で、人が歩くようなところではなかった。

以前も同様の失敗をしたことがある。カリフォルニアのモントレー空港だ。空港のターミナルからすぐ近くに安モーテルがあるはずだったが、すぐ近くなのは管制塔だった。この時は、ターミナルに市バスが来ていたので まだ良かったが、今回は どうしようもなかった。

帰りは、乗合タクシーも無さそうなので、タクシーを利用した。
ホステルに着いてからわかったのだが、ホステルに前もって頼んでおけば、空港まで無料で迎えに来てくれるそうである。


チャールストンの見所と言えば、まずは 米国の歴史を残す古い建物。18世紀、19世紀の家が立ち並ぶ。家ごとに 建てられた年代なのど説明書きがあり 分かりやすい。歩いて見て回るのが楽しい。





各階にバルコニーがあり
特徴のある建物

18, 19世紀に建てられた古い家

教会が多い

この町には教会がやたらと多い。日本の小さな町で、お寺の数がこの町の教会の数ようにあったら、檀家の負担が大変と思ってしまうが、こちらではどうなっているのか?

市場

米国の他の町でも良く見かけるが、縦に長く店が並んでいる。

King Street

お洒落な店が並ぶ

町の南端にある公園

KingとQueenの交わり

そこには、PrinceかPrincessがいそうだが、実際にはUSエアーのオフィスが目に入ってきただけだ。

水族館

新しくて立派な水族館ができているが、値下げの必要がありそうだ。

ホステル

19世紀の建物。大学を卒業して間もない女性バックパッカーが最近始めた。無料でインターネットが使える。

空港

敷地は広いが、ターミナルは小さい。

ホステルは、今回泊まったCharleston's Historic Hostel and Innと、もう一つCharleston's NotSo Hostelの2箇所ある。ホームページによれば、残念ながら、前者は売りに出されているそうだ。唐突だが、シキホール島の幾つかの宿やと状況が似ている。 空いているので、ドミトリーを占有できるかもしれない。


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