ダバオ 2014

2014年 4月作成




ダバオに何度も来ていたのは1999年〜2000年頃で、その後は一度だけ。非常にご無沙汰していて、今回 来たら 町の様子は かなり変っていた。久々に知り合いに会いに行こうと思って来たのだが、前もって何度も電話したものの通じなかった。仕方がないので 直接家に行ってみたら、待ち受けていたのは、知り合い夫婦のうち ご主人が数年前に亡くなられていたという訃報だった。悲しい現実だが受け入れるしかない。

町の様子

ダバオのシンボル(?) ドリアン

チャイナタウン

華人資本の店が並ぶだけで、チャイナタウンぽくないが、大きな門ができていて、それと分かった。

ガイサノ・モール

改装されて綺麗になったが、実は私≒浦島太郎で結構時間経っているのだろう。

TIMES SQUARE

旧市街?の中心部で見かけた。以前は、
見かけた覚えはない。

質屋が並ぶ

日本の感覚だとちょっと違和感があるが、
並んでいた方が客も便利なのだろう。

マグサイサイ公園


タリクド島

タリクド島は、サーマル島の南側にある小さな島で、島のすぐ近くにさんご礁があり、手軽にスノーケリングを楽しめる。

以前は タリクド島に何度も通ったが、今回は未遂に終わった。その顛末は以下の通りだ。

そもそも知り合いの家に行って、つもる話をするのがダバオ行きの目的だったが、知人が亡くなっていたので予定が狂ってしまった。そこで、タリクド島にでも行ってみようかと思ったのだが、当日 出遅れてしまい、以前何度も乗った7時の船に時間が間に合わず、8時の船に乗ることにした。1時間に一本くらい船があるような情報を どこかで見かけたつもりだったのだが、Santa anaの船着場に行ってみたら8時はなくて、10時だと言われた。そこで、港の近くにあるチャイナタウンなどをウロウロしてから、10時の船に乗るべく戻ってきたら、今度は「今日はキャンセルだ」と言われた。別の船が午後に出るということだったが、流石に半日待ちのは精神衛生に悪く、今回は断念した。

タリクド島行きの船

長くなるが平気で書き続けると、2月にバンタヤン島で会った日本人の情報では、タリクド島には、日本人が住んでいるそうだ。私が以前行った時には居なかったはずで、試しに訪ねてみたくなった次第だ。

もう一つ、以前、私のところの無料コテージに泊まったことがあるフィリピン人と たまたまダバオ行きの飛行機で出会った。ダバオに家があり、日本の大学で教えている人だが、「タリクド島は さんご礁が綺麗でいいところだ」と、以前、私の方から その人に説明しておいた。その時は、その人はまだ行ったことなかったそうで、タリクド島はダバオの人の中でもニッチな場所のようだった。その後、その人は 私の話を参考にして、タリクド島に行ったそうで、「確かに良い所だった」と、今回会った時に話ていた。

その人から、「今回タリクド島に行くのか」と聞かれたが、「友達のところに行くので、タリクド島には行く時間がない」と答えた。しかし、予定が変ってしまい、やっぱりタリクド島に行くことにした。ところが、船が出ないので取り止めてしまい、二転三転してしまった。

結局、タリクド島行きと友人宅の再訪のため、機会を見て、ダバオを再訪するべきというのが今回の結論だ。

ダバオで食べる

友人宅に滞在するという予定は狂ったが、折角ダバオに来たので、それとは別で、日本人の知り合いの現地の親戚の家を訪問した。たまたま市場(Agdao Market)の近くだったので、ダバオと言えばマグロと思い、市場でマグロを買ってきて訪問先で料理してもらって食べようと思った。しかし、先方の薦めもあり、いつもシキホールで食べてるアジを買うことになり、マグロはお預けになった。代りに海老を買ってきて、スープをつくってもらった。

Agdao Market

ダバオではバイキング(buffet)が多い

街中で食べ放題(Buffet)の看板をよく見かけた。以前はあまり覚えはなくて、
最近の傾向なのだろう。食べ過ぎが心配で今回は回避した。

安旅の味方のパン屋・コーヒーショップ

ダバオで一番と主張するパン屋
@Legaspi St.

表通りはすべてセメントで固められているが、裏庭に椅子・テーブルがあり
そちらでゆっくりできる。

インスタントではなくてバタンガス・コーヒー(14ペソ)が飲め、パンは普通の値段で数ペソからある。

ダバオで泊まる

こちらも予定が狂い、今回は友人宅ではなくて、街中の安宿に泊まった。ダバオは大きな町なので ホテルも多いが、今回と以前泊まったところだけ以下に取り上げておく。

Daylight Inn
大手予約サイトでも見かけたが、Walk inで直接行ったほうが安いことが、
行ってみたら分かった。

Elle's Pension

2割引という表示に引かれて、
試しに泊まってみた。

Bagobo House

以前 常宿にしていたところで、
当時は4割引きにしてくれていた。


バゴボ ハウスというホテルを15年ほど前に常宿にしていた。その頃は大幅値引きでお得だったこともあり、日本の大手ガイドブックに投稿してみたら、その次の年から、この宿はガイドブックに掲載されるようになった。ガイドブックに掲載後、どれだけ日本人客が増えるのか 実験しようと思った次第である。今回は、宿の前を通りがかっただけで、結果を確認できていないが、それなりに日本人が来るようになったはずだ。(一方、ガイドブックには大幅値引きのことは割愛され、触れられていなかった。それだと、読者に 割高と判断され、かえって宿には迷惑になった可能性も考えられる。)

同じことを、15年前にマラパスクア島についても試して、やはり その次の年から、この島はガイドブックに掲載されるようになった。現地の人の話では、以前は、日本人は月に一人くらいしか来ないということだったが、現在では、日本人経営のダイブショップまで出来ている。旅行者が増えたのは、ブログで取り上げられたことが大きく影響していそうだが、ブログの著者がこの島を訪れるきっかけを辿って行くと、ガイドブックに投稿して掲載されるようになったのがまず影響しているはずで、投稿が それなりの経済効果をもたらしたはずだ。

ダバオ国際空港

昔馴染みのターミナルは、滑走路を挟んで今と反対側にあった。 今のターミナルを新しいと言っても、既にかなり時間が経過していて、他と同様、私が久々に来ているからだろう。

手前の駐車場あたり
ジプニーで、空港の外側まで行け、そこからバスや外部のジプニーに乗り継げる。

チェックインカウンター付近

搭乗口付近

出発を待つ5Jの機材

(参考)以前のダバオの写真(1999)


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