ディエンビエンフー(Dien Bien Phu)

2017年8月作成


ディエンビエンフーは、ベトナム北部の町。ディエンビエンフーの戦いか、ディエンビエンフー陥落と後に言葉を付けた方がしっくりいくが、その言葉のように、インドシナ戦争の激戦地である。日本で例えれば 五稜郭のようなものかとも思ったが、他国による植民地支配を終わらせた場所で、ベトナムにとって、さらに意義深いところなのだろう。

戦跡等

A1の丘

戦跡巡りのメインの場所。激戦の跡が見て取れるが、塹壕などの戦争の跡を除けば、緑豊かな公園のような場所になっている。

激戦の跡地だが、塹壕などを除くと、つわものどもが
夢の跡と思える場所で、草むらの公園のようだ。

空爆の跡かと思ったが、そうではなくて、ベトナム側が
トンネルを掘って仕掛けた爆薬で吹っ飛んだ穴。

塹壕の一部

塹壕に続く地下

D1の丘

トレーニングに利用したら良さそうな結構な登り

戦勝の記念碑

ド・カストリーの司令部跡

周囲が平らな場所にあり、攻められやすそうに素人目には思える。

外見

内部の様子

ディエンビエンフー博物館

戦いの歴史を紹介している。

博物館の建物

内部の様子

その他

慰霊墓地

半導体のような並びになっていて
512だった

町中で見かけた戦車


町のその他の様子

大通りの様子

大通りの横の巷

ディエンビェンフー市場

ミニバスの屋根に乗せられたアヒルたち

戦争の当時からある橋

右の橋と市場の近くで売られていた犬

現地で沢山見かける少数民族。
頭の上に髪を丸く結っている。


ディエンビエンフーへの行き方

ラオカイ・サパからバン

今回は、サパからバンに乗って行ったが、その前のラオカイから、ライチャウ経由でディエンビエンフー行きのバンが何本か出ている。

ハノイから飛行機

これが一番、簡単で、ポピュラーと言えそうだが、ディエンビエンフーには空港があり、ハノイとの間をベトナム航空が飛んでいる。
それならばと、DLマイルで日本から行けるかと思ってDLサイトで検索したが出てこなかった。

ハノイ方面からバス

帰りは、これを利用したが、ハノイを中心に、近隣の町も沢山含めバスが出ている。ハノイ方面までは ほとんど夜行で、午後4時くらいから順次バスが出る。夕食付きで、同乗する他のベトナム人はあまり食べず、おかずが沢山残るので、どっさり食べてしまった。

ラオスからバス

ラオス北部の町との間で国際バスが走っている。

当初の目論見では、UAマイルの片道発券で、雲南省の麗江まで行き、そこからバスを乗り継ぎ、ラオスに入り、前回行ってとても気に入ったノーンキャウなどを経由して、舟とバスを乗り継ぎ、ディエンビエンフーに行くつもりだった。しかし、移動だけでもかなり時間がかかり、断念してしまった。予算面では、前回は麗江で15元のホステルに泊まったし、今は、その安さは無理だろうが、全体でも結構安く旅ができるはずだ。

サパからバンでディエンビエンフーに向う途中の景色


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