2008年 6月
福建省の客家土楼巡りのあと バスを乗り継ぎ杭州まで行き、そこから日本に帰ったが、その途中で福州に立ち寄った。福建省や浙江省はバス路線が発達していて、簡単に移動ができる。
福州市は、福建省の省都で、町には人口700万人と書かれて、確かに大きな町ではあるが、市の中に県がある中国では、例えば、ロサンゼルス市の人口約400万人や、シカゴ市の約300万人と単純に比較しても正確ではない。
福州駅 北バスターミナル 南から来たバスは、順番にバスターミナルに止まり、ほとんどの乗客は南バスターミナルで降りたが、私は最後の北バスターミナルまで乗った。ガイドブックに書いてあった途中のターミナルで降りようとしたら、それは存在しなかったのか、そこには行かなかったのが、とにかく所望のターミナルには行けなかった。荷物が少なくないので、バスターミナルの前の賓館に即チェックインした。外に経済房80元と書かれていて、許容範囲かと思ったからだ。値段相応の部屋だった。
駅前ホテル 好運賓館 一番安い80元の部屋 于山
雨が降ってきて、時間も少なかったが、少しだけ町歩きしてみた。市バスを乗り継ぎ、町の中央の于山という、山というより丘に行ってみた。
白塔 工事中で近づけなかった。
倭寇と戦った将軍 中国側の記述なら、倭寇を撃退したということなる。
于山の上の方に、展望台があったが、アツアツカップルに占拠され、近づき難いものがあった。 于山の上から見る福州の町並み
山頂には、コンサートホールができていたが、これでは、観光地という感じではなかった。 于山を降りて、横にある烏石山に行こうと思ったが、日が暮れ出したので止めにして、町の中心の方へと歩いていった。
町の中心部にある五ニ路 温泉ホテル
町の中心部の五ニ路を北上すると、五四路に変わるが、そのあたりに立派な温泉ホテルが並んでいる。ここで長距離バスを降りて、温泉ホテルに泊まろうと思ったのだが、行き当たりばったりの旅では100点満点は難しく、今回は他のところに泊まる羽目になり、温泉は見に行っただけで終わった。一番安い温泉ホテルは120元ぐらいだった(写真右下)。しかし、やたらとネオンがギラギラで、あとでサービス料200元とか言われないか、ちょっと心配になった。
日本の温泉は健全な雰囲気だが、中国の温泉は 怪しい場合も少なく無さそうだ。
それでも、もう一度福州に来る機会があれば、安い温泉ホテルを目指すだろう。温泉大好きだからだ。
温泉ホテル街 探した中で一番安かった温泉ホテル