Hai Hoaビーチ@ベトナム

2019年8月作成


Hai Hoaビーチの様子

Hai Hoaビーチは、ハノイからAH1(アジア・ハイウェー1号線)を、170kmほど南下したところにあるローカルなビーチだ。

ベトナムを旅行するには、オープンツアーバスが安くて便利で、私自身もこれまで何度も利用した。しかし、行き先がフエ・ホイアン・ニャチャンといった有名観光スポットに限られてしまうのが難点で、私の場合も、最近は、適当に長距離路線バスに乗り、あまり観光客が来そうにないところにも立ち寄ることが増えた。その典型と言えそうな場所がHai Hoaビーチで、現地で日本人は見かけなかったし、外国人全体でも、欧米の女性が旅しているのを一人見かけただけだ。
他所を圧倒するような絶景を期待してもらってもダメだが、外国人観光客が来ない場所に行ってみたい人にはお勧めだ。しかし、そんな場所なら、自分で探すという人も多いことだろう。

無名の田舎でも、GPSと地図を使えば簡単に行けて、AH1上で 目星をつけた最寄りの場所でバスを降ろしてもらい、そこからバイクタクシーに乗った。幸いバスを降りてから3kmほどのところで、バイクタクシーにふっかけられることもなかった。

海沿いにレストランやカフェが並び、宿もそこそこの数がある。

ビーチに並行して走る最初の道
レストランやカフェ(海の家、浜茶屋)が建ち並ぶ。

ビーチから二筋目
ほとんど空き地で、開発が進みそうな気配はない。

海沿いにあるレストランの一つ

レストランから海を望む

浜辺の魚売り

ベトナムの田舎の海岸でよく見かける風景だが、漁師の舟が帰ってくる頃に、浜辺は仮設の市場になり、魚を並べて売っていた。
フィリピンで自宅前の浜でも同様なことになるが、それぞれの漁師の都合で、バラバラに舟が上がってきて、直接漁師から買うだけだ。時間はまちまちで、延々待っていたり、買えなかったりする。ベトナムの方が組織的で、合理的だ。

浜辺て獲れたての魚を売り買いする人たち。

漂着ゴミ

これもフィリピンと同じだが、ここでも大量に漂着ゴミが打ち上げられていた。お店の並ぶ賑やかなメインのビーチでは、定期的に掃除をしているので、ゴミはあまりないが、砂浜が長く続いていて、建物がないところへ行くと、下の写真のように漂着ゴミだらけになっている。
漂着ゴミ拾いの世界的なブームがやってくることを期待したい。

漂着ゴミ

憩いの場所

泊った宿から1.5kmほど歩いた砂浜の端に現地の人たちがバイクに乗って涼みにくる憩いの場所がある。折角なのでビーチの端まで試しに歩いて行ったら見つかった。ベトナム人のホスピタリティで、お茶を何杯もご馳走になった。ベトナムでも、田舎では特に人が親切だ。

海岸の休憩場所
高波、高潮に対応できるようになっている。

ビーチから少し離れた所

ビーチ沿いでは、食事をしても、日用品を買っても割高で、それに対抗して、少しビーチから離れた現地の住民の生活がある場所まで買い物に行ってみた。外国人が来るような場所ではなくて、日本人も初めて見たような感じで、興味を持たれ 話がはずんだ。おかずを買っていたら、売り子の若い女性を嫁にもらって日本に連れて帰ってくれと、横に立っていた男性から言われた。フィリピンと同じようなノリである。

ビーチから離れ、現地の人が買い物をする
店が並ぶ地域

今回泊まった安宿
ビーチから少し離れ、Ocean viewでない分
割安を狙った


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