Lincoln, NE

2004年 8月



高さがあるCapitol

町の中心O通り

ネブラスカ州のリンカーンへは、NW,UAともフライトがある。最近は4都市周遊の格安航空券は割高になってしまったが、それが使えないと、この町の位置関係から、この町を加えて、沢山マイルを貯めてという周遊のルートを組むことは難しそうだ。 NW,UAとも同じだろう。
しかし、行ってみなければ何も始まらない。

リンカーンは、ネブラスカ州の州都で、町の中央にCapitolがある。高さがある建物で、遠くからでも目立ち、これを目印にすれば、自分が町のどのあたりにいるのか分かりやすい。pay-as-you-go-basisで建てたそうだが、10年以上の歳月を費やし、980万ドルかかったそうだ。値段が異常に安い気がするが、これは随分昔のことだからだろう。
まずは とりあえず建て始めて、お金が無くなったら中断し、その後またお金が貯まったら再開するという、フィリピンで普通の人が家を建てるやり方を、米国でもしてきたのかと、感慨深く思ってしまった。

← 古い建物が残ってる一角。レストランなどが並んでいる。

→ その横には小さな公園があり、そこに貯水タンクがある。参考にしようと思って思わず写真を撮ってしまった。

Historic Haymarket District

ストリートアートの自転車

米国の町で普通に見られるストリートアート。この町では自転車がテーマのようだ。

ダウンタウンの映画館が健在

ネブラスカ大学の寮
ギリシャ文字の表示あり

ダウンタウンの映画館は、この手の町だと、郊外に出来たショッピングモールに併設された映画館などに地位を奪われ、廃業している場合が多いのだが、この町では、珍しく営業を続けていた。

ネブラスカ大学の構内にある大学の寮には、数学で使うような、ギリシャ文字が並んでいた。これは何かと インターネットで検索してみたら、映画ビッグ・フィッシュにはΣΩΔ(シグマ・オメガ・デルタ)というのが登場するそうだ。その解説によれば、これは、大学内に複数存在する友愛会で、日本の大学のサークルとも異なり、互いを兄弟、姉妹として重んじる。それぞれが建物を持っていて、寮も兼ねるとのことである。
米国の大学に通っていた人には当たり前なのだろうが、そうでない人は知らないのが普通だろう。
それにしても、インターネットは 何でもすぐに調べることができて便利だ。

McRibとAngus steak burger

空港でもらったこの町の案内書によれば、McRibというマクドナルドのサンドイッチは、ネブラスカ大学が発祥の地だそうである。そこで、それを試しに食べてみようと思ったのだが、体調不良で、2kmほど離れたマクドナルドまで歩いて行くことができなかった。
近くにあったBURGER KINGでAngus steak burgerなるものをみつけ、これもローカル色のあるものと思って試してみたのだが、最近発売された全国版のハンバーガーでしかなかった。ハンバークステーキのように付け合せの玉ねぎも焼いてあり、ステーキソースがかけてあった。

Angus steak burger

Burger Kingのホームページにも、このバーガーの写真がある。本家の写真の方が肉も多く、美味しそうだが、本物はこちらだ。

空港&ホステル

空港はUnited Express、NW AIRLINKが来るだけなので、建物もそれほど大きくないが、滑走路は見た感じとても長かった。地図で計ると5km近くあって、これは名古屋空港の2倍近くであり、日本のどの空港よりもはるかに長い。しかしながら、Lincoln Municipal Airportと呼ばれていて、ただの市営空港だ。
問題は、空港からバスもバンサービスもないことだ。電話すると20分ほどでタクシーが迎えにくる。これではバジットトラベラーには向かず、私の場合は最初で最後になりそうだ。
レンタカーを借りていろいろ回る人なら問題ない。

ホステルは、ネブラスカ大学の構内にあって、町の中心から歩いて行ける。教会と兼ねていて、教会の地下室がホステルになっている。1泊10ドルは、今時の米国ホステルとしては破格の安さと言える。流行っていないので、ドミトリーを個室のように使えた。

空港

ホステル


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