マカオ

2008年 6月作成
2009年6月最終更新



(2009年6月追加分) → 世界文化遺産の夜景へ

フィリピンから日本に帰る途中でマカオに寄り道したので写真を紹介する。セブパシフィック航空(5J)のセブ・マカオのフライトが片道8000円程度で売られていたので それを買って、NWの特典旅行のCAN/NRT/NGOにつなげた。

安宿街

既にマカオに3回来ていたが、90年代で香港のホテル代が高く、マカオの方が割安感があったので、リスボア・ホテルやホリデーインなどに泊まって、安宿を探す努力を怠っていた。しかしながら、今回は8000円の国際線航空券にホテル代が一泊1万円では、いかにもバランスが悪い。当然 安宿を探した。そして、インターネットで「マカオ 安宿」で検索すれば、簡単に見つかった。安宿は福隆新街というところの周辺に沢山ありそうだった。
それを頭に入れて、夜の11時ごろ空港から
路線バスに乗り、途中で適当に降りて、1時間ほどさまよった。その甲斐あって、なんとか目的の安宿街にたどり着いた。(空港からAP1バスに乗り、フェリー・ターミナルで乗り換え、3番などのバスに乗れば、ほとんど歩く必要はなかったのだが、目的地の場所がよく分からず、さまようことになった。普通ならタクシーを利用することになろう。)
安宿の雄は、世界迎賓館改め大利迎賓館というところのようだが、そちらは避けて近くの
新華旅店に泊まった。100年の歴史があるそうで、クラシックな雰囲気を求めて、欧米のバックパッカーも沢山泊まっていた。

今回泊まった安宿

安宿が多い福隆新街
マカオのメイン通りである新馬路の
横にある裏通り

夜の福隆新街
雰囲気は良いが、人が歩いていない
場所はウロウロしない方が良さそうだ

右側の真ん中あたりに、世界迎賓館改め大利迎賓館がある。

参考)安宿リスト
    検索エンジンでトップに出てきた安宿記事

世界文化遺産登録

2005年、マカオの主要な文化財は世界文化遺産に登録された。本来は文化財の保護が目的なのだろうが、よくあるように、観光客を集めるのに役立っているのは間違いない。折角なので、世界遺産をいくつか巡ってみた。

聖ポール天主堂跡
階段横に新しく植木が植えられたと思ったが、実は10年前の写真にもあった。デザインが新しくなった?

今回は天主堂跡の裏側の展望台
にも上がってみた。

Senado Square

"Leal Senado" Building

St.Augustine's Church

The Cathedral

関帝廟

関帝廟は特に台湾に行けば、日本の神社のようにいくらでもありそうだ。これが世界遺産と言われると、違和感がなくもない。しかし、近くの教会が軒並み世界遺産なので、これも世界遺産だろう。

(2009年6月追加)

世界文化遺産の夜景

セブパシフィック航空のマカオ便を再度利用した。マカオ到着が午後9:30頃で、順調に入国を済ませ、市バスを利用しても、午後11時にはホテルに着いたので ちょっと散策して、夜景を見に行った。下手な写真でも 結構綺麗に見えるので、実物はかなりレベルが高い。説明なしでも、だいたいどの建物か分かるはずだ。

マカオのラスベガス化

マカオは10年前と比べて かなり変わった。ラスベガスのカジノが続々とマカオに進出しているという噂を以前 聞いたことがあったが、空港から路線バスに乗ると、まず目に入るのがVENETIAN. 確かに本家と似ていた。そして、バスが橋を渡り、マカオの中心が見えてくると、沢山の大きな建物にネオンが灯り、とにかく巨大化したなという印象を受けた。日中 街中を歩いていると今度はMGMが目に入った。マカオとラスベガス、どちらがカジノの本家かは知らないが、マカオのカジノは巨大化、テーマパーク化して、マカオがラスベガス化していると見て取れた。
以前は、島の北側の海岸に横付けされた それほど大きくない船上カジノがいくつも見られたが、今回は、その姿も見られなかった。(インターネットで検索してみたところ、船上カジノは場所を移転して今でも営業しているようだが、最初にマカオに出かけた時に見かけた小さな船のカジノは検索でも見つからなかった。)

VENETIAN

GRAND LISBOA

LISBOA

横に巨大なGRAND LISBOAができて、こちらは、ミニチュアでも見ているようだった。

フェリー

フィリピンから寄り道した当初のきっかけは、久々に香港飲茶に行きたいと思ったからだ。しかし、セブから5Jの香港便より、マカオ便の方が安チケットが簡単に手に入るので、それなら、さらについでにマカオにも行くことにしたのである。そのため、マカオの後は、本来の香港までフェリーで向かった。今回は便数が多いTurboJetを利用した。

マカオのフェリー・ターミナルは以前と比べ、かなり大きく立派になった。香港の上環にあるフェリー・ターミナルと似ていて、そちらを参考にして大きくしたのだろうと思われた。

フェリー・ターミナル

TurboJet

空港

マカオ国際空港はそれほど大きくないが、1995年11月の開港でまだまだ設備は新しく、何よりも、町に近くてアクセスが便利なのが良い。路線バスが乗り入れていて、料金は街中まで3.3パタカと とてもお得だ。深夜12時頃まで運行していて便利である。ただし米国の市バスと同じく おつりが出ないので要注意。空港の両替所で小銭をもらえればよいが、私のように10パタカ札で払って、おつりをもらえない人も出てきそうだ。


参考)前回のマカオの写真

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