ナムディン(Nam Dinh)

2019年11月作成


ナムディン(Nam Dinh)はベトナム北部の地方都市で、ハノイから約100km、ニンビンから約30kmのところにある。ハノイから鉄道で南下すると、ナムディン、ニンビンの順に主要列車が停車する。

ナムディンは、ニンビンやハーロン湾のような観光地ではないが、これまで 鉄道やバスで何度も通過してきたので、試しに一泊して街歩きを楽しんだ。

観光目的なら隣町のニンビンの方がお薦めだが、普通のベトナムを見たいなら、この町も悪くない。観光地ではないので、食事等のぼったくりも心配ない。

ナムディンへのアクセス

取り立てて観光スポットがあるわけでもないので、まずは この町の交通手段から紹介したい。鉄道でもナムディンへ行けるが、便が多いのはバスで、ハノイやハイフォン等を発着する長距離バスで、途中ナムディンに停車するものが多い。始発、終点でない場合は、バスターミナルには寄らず、幹線道路を通るが、通常長距離バスでナムディンと言えば Big Cの前で降ろしてくれ、BigC前がこの町の旅の起点と言える。BigCの前には、ローカルバスの停留所もあり、近郊の各方面へ向かうバスに乗り継ぐこともできる。ローカルバスで、ナムディンの町中の主要な場所へ移動することもできる。

Big C@NamDinh

Big C横のロータリーにあるランドマーク

Big C前にあるローカルバスの停留所

ナムディン駅
駅前からBig C等へ行くローカルバスもある





町歩き

Truyen Thong湖の謎

この町の何処へ行ってみるか? 地図を見て気になったのが、中心部にあるTruyen Thong湖で、陸続きとも言えそうな島が二つある。地図上の地形も特徴があるし、島に何があるのか見たくなった。実際に現地に行くと、島は公園になっていたが、大きい方の島の真ん中は、大きな岩が山のようになっていた。

Truyen Thong湖と湖に浮かぶ島
島へ向かう道。 小橋でつながっている。

島の真ん中に現れた謎の岩

歩いて反対側へ、

岩の裏に回ると、なぜか 扉がある。

さらに進むと、中から二階建ての建物が現れ、
岩は偽装と判明。

正面玄関のような扉も現れた。

最後にあった扉の中には、仏像が安置されていた。

迷彩服のように、建物を偽装の岩で隠し、いかにも要塞か秘密司令部のような感じだったが、中には仏像も置かれていた。時間をかけて、Googleで検索すれば、正体は わかりそうだが、謎のままにしておく方が楽しそうだ。

入場無料 ナムディン博物館

ナムディンには 町の大きさに相応しい十分立派な博物館があり、行ってみたら入場無料だった。他に客が居なくて、節電・消灯モードに入っていたが、私が行ったら、すぐに電気をつけてくれた。

ナムディン博物館

展示の例

金魚売り、鶏売り

日本でも昔はあったのかどうか。町を散策していたら、普通に金魚売り、や鶏売りにお目にかかった。ラオスの田舎の国道沿いでは、よく分からない獣を並べて売っていた。そこまでのことはないが、ベトナムらしさを感じる光景だ。

金魚の行商

鶏売りのカゴ

その他の様子

MY THO市場

タピオカなどを売る喫茶店

ナムディン教会

大通りの様子

市立公園とVi Xuyen湖

市民の憩いの場で 雰囲気の良い場所。ただ、5月〜9月だと日中はかなり暑い。香港と同じような気温で、3月や11月なら街歩きには快適な気温だ。


宿泊と食事

バスで着いたので、バスを降りたBig C近くの宿と飯屋を利用し、ぼられることも無く、快適だった。

今回泊まった安宿 1泊25万ドン

Big C近くの安飯, 安COM屋

料理の例


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