2007年 3月
ナッシュビルはテネシー州の州都。Music cityと呼ばれ、言わずと知れた音楽の町である。ダウンタウンはこじんまりとしており、雰囲気が良く、1日歩いて回るのに最適だ。
最近は、格安航空券で、マイアミやニューヨークなど 選ばれた都市に行くのに比べ、選ばれなかった大多数の都市の一つであるナッシュビルへ行くのは、割高なのが悲しい。ただし、何万円というわけではなくて、何千円の差である。米国を周遊するなら、その程度は目をつぶり、ナッシュビルを含め、いろいろな都市を巡ってみたいものだ。この町で、音楽関連での観光と言えば、ニューオリンズのWorld famous Bourbon streetのように、沢山のお店で ライブが聴けるプロードウェイ。 有名ミュージシャンのコンサートが開かれるライマン公会堂。音楽業界のオフィスが集まるMUSIC ROW等を回ることになろう。
ブロードウェイ
有名クラブから、流しのギター弾きまで、昼から夜まで音楽が聞かれる。ライマン公会堂
(Ryman Auditorium)
MUSIC ROW 音楽業界の会社が集まる場所。外から見るとただのオフィス街。自分の会社でプロデュースしたレコードがチャートの1位になると、ミュージシャン名、曲名に、No.1おめでとうと、オフィスの外に大きく書かれていて、その手の仕事をしているのだと、素人にもわかる。
ダウンタウンの中心から
MUSIC ROWへの向かう道某「xxの歩き方」というガイドブックには、この間は、観光用のトロリーで移動すべしと書いてある。普通は、そのとおりであろう。歩いている人は、私以外、ほとんど見かけなかった。しかし、それなら、なぜこのガイドブックの名前が、「xxの歩き方」となっているのか? そこがいつも疑問だ。
その他の町の様子を紹介する。
Capitol 戦没者記念館 靖国神社と同等の機能も有する。ダウンタウンの一等地の広い部分を占めており、米国にとって 大切な場所ということであろう。
アーケード 古式でいい雰囲気。ビジネス街と比べ、庶民的な値段の食堂もある。
もとUNION STATION 今は、WYNDHAM HOTELになっている。駅の再利用と言えば、何と言ってもオルセー美術館だろうが、ここも、いい感じである。
CUMBERLAND RIVER ダウンタウンの中心の東を流れる。ビルのすぐ横に自然が広がるのは、なんともいい感じだ。
河岸の公園で、ホームレスの人たちが手を振ってくれる。FORT NASHBOROUGH CUMBERLAND RIVER沿いにある。 1780年頃から、この地に砦が出来始めた。
Music City Hostel
普通のアパートか住宅のような感じ。新しくて、綺麗である。くつろげるリビングルームがあるのもよい。
名前を聞いて、最初は、音楽が聴ける町中のホステルだと思ったのだが、そうではなくて、Music Cityとは、ナッシュビルのこと。名前からは、特に音楽が聴けるということにならないことが、あとでわかった。
しかしながら、やはりこの町にやって来る人は、音楽に興味がある人が多い。ホステルでは、ギターの得意な人が、他の客に教えていたりして、それを聴いているだけでも、十分音楽を楽しめた。
ダウンタウンの空港市バスの終点から1kmほど。空港からのGRAY LINEが止まる最寄のホテルからなら300mほど。早朝出発でも、予約して、そこまで行けば、GRAY LINEが使え、タクシーに乗らずに済む。Music City Hostel 空港
それほど大きな空港ではないが、利用者は少なくない。
搭乗口付近 チェックインカウンター付近 空港の端にある、市バス乗り場
ダウンタウンまで1.25ドルDLラウンジ入室拒否
NWの搭乗ゲートに近く便利な場所にDLラウンジがある。アジア地区のプラチナ、ゴールドなら国内線利用のみの場合でも入れるようになったはずだが、残念ながら入室を拒否され、ここで朝食をとろうという作戦は失敗に終った。