New Orleans

Feb. 2002


French Quarter

ニューオリンズと言えば、フレンチクオーター。歴史のある町並みが訪問者を引きつける。昼間は広場で、大道芸人がそれぞれの芸を競う。観光客向けの土産物店やレストランが沢山あり、バーボンストリートには、音楽の生演奏が楽しめるバーが並ぶ。





フレンチクオーターの町並み。

大道芸人

みやげ屋

ワニ(アリゲーター)が特徴。

World Famous Bourbon Street

フレンチ・クオーターの中でも、特に有名なのがバーボン・ストリート。沢山のバーが並び、ジャズやブルースの生演奏を楽しむことができる。この通りは、夜になると活気づく。この町を訪れる観光客は夜になるとバーボン・ストリートあたりをたむろし、明け方までホテルに帰って来ないのが普通だ。

音楽の演奏はないが、カクテルを売るカウンター・バーも沢山あり、ダイキリやハリケーン・カクテル等が売られている。試していないがマンゴ・ダイキリをよく見掛けた。カクテル片手に通りを徘徊する人が多い。

夜のバーボンストリート

カクテルを売る店


French Market

中にはFARMER MARKETとFLEA MARKETがある。FARMER MARKETでは、郷土料理の香辛料が手に入る。FLEA MARKETでは、いろいろなお土産を売っている。インドの商人が貴金属を売る店もあり、怪しい雰囲気が漂っている。

フリー・マーケット 蚤の市

ミシシッピー川

ニューオリンズは、ミシシッピー川の河口の町。ミシシッピー川の大きさを体感することができる。フレンチクオーターあたりから、川に向かうと遊歩道があり、のんびり散歩を楽しめる。ベンチもあるので、疲れたらしばらく休憩するのにも良い。川沿いには水族館もある。水族館の評価については、賛否両論別れそうだ。ちょっと値段が高めだが、前を通れば、折角なので入ってみることをおすすめする。

ミシシッピー川とその横の遊歩道

水族館

水族館
子供連れで賑わっている

ほとんど葉っぱと、見分けが着かない
タツノオトシゴの一種


動物園


動物園は、町の中心からは少し離れるが、市バスやチンチン電車などで行くことが出来る。日本人も結構見かける。ニューオリンズでは沼地のツアーが沢山あるが、動物園の中にも小さな沼地を再現したところがあり、ツアー代を節約して動物園だけに行くというのも一つの手であろう。
ヘビやコモド・ドラゴンなどの爬虫類が特に沢山いる。また、タイミングの都合で写真がないが、ここの砂かけゾウはなかなか愛敬がある。鼻で砂をすくい、自分の背中に砂をかける。単なるいたずらか、何か意味があるのかどうか不明だが、とにかく愛敬があり、見ていて楽しい。

園内に再現された沼地

モドドラゴン(の子供?)

11番のバスに乗り終点で降りると、動物園の入り口は近い。このバスはMagazine通りを通るが、ここは骨董品を売る店が並んでいて、途中下車するのも楽しい。その場合はバスの1日券などを買っておくと良い。帰りは、無料の送迎バスでSt.Charles st.まで行き、そこからチンチン電車に乗るのが お薦め。この通りには、豪邸が立ち並び、フレンチ・クオーターとは別の風情が楽しめる。 逆向きに行く場合は、電車の運転手に、動物園行きのバス停で降ろしてくれるよう頼んでおこう。

チンチン電車

ニューオリンズの料理

ニューオリンズあたりの郷土料理として よく耳にする名前がケイジャン料理とクレオール料理。ニューオリンズ以外でも、ケイジャン料理のファーストフードの店を見かけることもある。
結構試してみるのだが、残念ながら私にとって、この2つの料理の何たるかが未だに良く分からない。ジャンバラヤにガンボ、そして生カキを食べれば、ニューオリンズはこれでOK。そう言い切ってしまえば単純で良いのだが、それでは、わざわざ料理と名前が付いた、クレオール料理とケイジャン料理とは一体何なのか?謎のままだ。
インド料理はカレー。メキシコ料理は、何でもトルティラで巻くので タコス。中華料理は、多人数で囲む大皿料理などと、一言で言い切ってしまいたいのだが、この二つの料理は良く分からないので、ニューオリンズの料理としか言えない。

観光客向けのレストランで食べたお試しセット

(左上)ジャンバラヤ(Jambalaya):トマトソースベースのおじやで、ソーセージが入っている。
(右下)ガンボ(Gumbo):ちょっとヌルヌルのスープ
(左下)赤豆:豆料理なのに、少し辛い
(右上)etouffe:トマトベースで味わいのあるシチュー

ジャンバラヤ以外は、いずれも上にご飯をかけてある。そのため、残念ながら写真では、良く分かり難い。料理とは関係ないが、お試しセットを食べたレストランでは、請求書に最初からチップの15%を、上乗せしてあった。こんなことは、ハワイの日本人が良く行くレストランくらいでしかないはずなので、印象が悪かった。通常は、15%を越えるように、1ドル単位で切り上げてチップを支払っているので、少しチップを節約できた思っておくしかあるまい。




お試しセット

ニューオリンズの安宿


空港の到着ロビーにあるホテル案内掲示板の中で、最も安いEMPRESS HOTEL (1317 URSULINES AVE. TEL 529-4100)
一泊 シングル25ドル、一週間125ドル。朝になると、ベランダに無料のコーヒーが置いてあるので、ドーナツでも買って来て、朝食にすれば経済的だ。

EMPRESS HOTEL

都市・空港ガイド(ニューオリンズ)



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