2003年9月
しばらく日本にいなかったので、紹介するのが遅れてしまったが、6月に ぶらりとニューヨークへ出かけた。
格安航空券で米国に行く場合、例年だと、5月の料金に1万円ほど足したものが6月の料金になっていた。そのため、単純な経済原理で、6月に米国に行くことはなかった。いわんや7月、8月をや、である。
ところが今年は、6月だというのに 季節外れの35000円という安い航空券が登場した。さすがにニューヨーク1都市限定の航空券なのだが それでも安い。周遊に比べてマイル単価はどうなのかという、そういう難しいことは言わず、とにかく安さに惹かれて、ニューヨークへ飛んだ。経路はKIX/DTW/EWR/DTW/KIXでNW利用である。グランド・ゼロ
ニューヨークは9・11以降始めてであり、複雑な気持ちでグランド・ゼロヘ向かった。以前WTC近くのUAのオフィスを探して、うろうろしていた覚えがあるが 今は、そこには何もない。
ground zero New York 以上をキーワードにして、インターネットの検索エンジンにかけてみると、136万件ヒットした。多分、写真も その中から沢山見つかるに違いない。ここでは、少しだけ今回の写真を載せておく。
余談だが、ground zero Hiroshimaと打ち込むと ヒットしたのは2.2万件。これを多いとみるか少ないとみるか。 二つの数字の大小と 歴史的な重みの大小が関係ないのは明らかだが、とにかく英語でground zeroと言えば、当面は、この場所なのだろう。
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ground zeroを囲む金網の外に、沢山の人がやって来ている。 |
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えせストロベリー・フィールズに複雑な思いこれまで行ったことがなかったダコタ・アパート(Dakota Apartment、ダコタ館、Dakota House, Dakota Building)へ出掛けてみた。 ここは かつてJohn Lennonが住んでいたところで、1980年に、この建物の前で ファン(??)に撃たれた。
タイムズ・スクエアにある観光案内所で概略の場所を教えてもらい、指示された通り(Street)に行き、歩いて探した。以前、テレビの電*少年で、今もこのアパートに住んでいる John Lennon未亡人のオノ・ヨーコに会いに行く場面があった。その時に見た建物の特徴から、建物の玄関にたどり着くや、すぐにこれだとわかった。場所は、セントラルパーク沿いの地下鉄の駅のすぐ横であった。 (Upper West 72nd St.)
電*少年と同様、中には入れず、写真を撮る以外に することがないので、そのあと 隣にあるセントラルパークへ行ってみた。ダコタ・アパートの横のあたりのセントラルパークは、ストロベリー・フィールズ(Strawberry Fields)と呼ばれている。しかし、思わずこれは違うと言いたくなった。John Lennonの曲 Strawberry Fields Foreverで、
Let me take you down
'Cos I am going to Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields Foreverそう歌っていた あの本家Strawberry Fieldsはリバプールにあり、ニューヨークではない。
私が 始めて海外を旅した時、リバプールにあるStrawberry Fieldsにも立ち寄った。残念ながら塀に囲われ中には入れなかった。塀は荒れて、汚れていたが、とにかくそちらが本家だ。
ニューヨークの方は、John Lennonの莫大な遺産を相続した小野ヨーコが今も住んでいるダコタ・アパートの横にあり、小野ヨーコが、資金を提供して維持・管理しているので、とても綺麗だ。たしかに 亡き夫を偲んで、公園を造るのは良いことだ。しかし、名前が紛らわしいと、勘違いする人が出てきそうである。そう思って、わざわざここで取り挙げた。
セントラルパークから見た
ダコタ・アパートえせストロベリー・フィールズ
ヒエログリフの解読に挑戦?!
@メトロポリタン美術館日頃の行いが悪いせいか、はたまた 安過ぎる航空券を買ったためか、ニューヨークでは、季節外れの長雨で、ちょうど それに ぶつかってしまった。
雨と言えば、屋外は避けて屋内へ。それならニューヨークでは充実している博物館・美術館へ。そして その代表格のメトロポリタンへ美術館へ。 強引なこじつけだ。 とにかく、私の場合、これまでニューヨークに来れば、必ずメトロポリタン美術館にも来ていて、今回も同様である。例によって一通り歩いて回ったが、今回はその中でも 特にヒエログリフをしげしげと眺めた。なんとか特徴をつかんで、少しくらい意味が分からないかと思ったのである。 書いた人が違うと 鳥の顔を省略していたり、していなかったり等、少しは特徴をつかめたとも言えるが、意味が分かろうはずがない。
そこで、帰ってきて、インターネットで調べてみた。ナポレオンの頃、シャンポリオンがヒエログリフの解読に成功したお陰で、インターネット上でもヒエログリフ講座は沢山見つかる。そのうちの一つに飛びつき、講座を簡単に読んでみたのだが、それぐらいでは、メトロポリタン美術館で写真に撮ってきたヒエログリフを解読できるはずはない。顔の向きが読む方向を現している。その程度を理解しただけだ。
ただ、インターネットにはヒエログリフ関連の情報が多いので、その気になれば、それらを参考にして、素人の私でも解読できるようになるかもしれない。辞書を使えば、個別の単語の意味はわかり、それらを羅列するくらいならできるだろう。
余談かもしれないが、西夏文字など、他にもインターネットを使って学べる言語は多い。
いろいろ、etc、サリサリ(タガログ語)
その他の写真を まとめて紹介しておく。
スタテン島(Staten Island)
と マンハッタンの連絡船
有料から無料に切り替わった。
途中で自由の女神が見え、
お手軽観光船としても使える。
Madison Square Garden その昔、ここの名前の書かれたカバンを沢山見かけた。公園かと思ったが、ビルだけだった。
ファーストフードのJack in the boxの本店と勘違いし、ハンバーガーを食べようして、行ってみたら99¢ショップだった。
大きくて商品は充実している。
6AV. & W. 32 St.月650ドルの駐車場 私などは、シキホール島で、月1千円ほどのアパートにずっと入っていた。お車さまの方は、その50倍以上。これも経済原理だろう。
1ドル・ドーナツスタンド 町中に沢山あるドーナツスダンド。ドーナツとコーヒーで1ドルから。朝飯にちょうどで、バジット・トラベラーの味方だ。
セントラルパークの岩 セントラルパークの北の方では、しゅう曲により30度ほど傾いた地層が見られ興味深い。こんなものがあるぐらいなので、地面も結構起伏がある。
犬の糞お持ち帰り 日本も同じだが、こちらはさらに、違反すると罰金100ドルだそうだ。
エンパイア・ステートビル まさに、おのぼりさん写真。ただし、エレベーターでのおのぼりはせず、写真を撮るだけなら無料だ。
EWRへのアクセス
市バス62番に乗りペン駅に行き、そこからPathという地下鉄に乗るのが、マンハッタンへ行くには安上がりだ。
ただ今回は、時間的な都合もあり、モノレールも試してみた。モノレールは、空港とAmtrak(または NJ TRANSIT)の空港駅(NEWARK INTL. AITPORT STATION)の間を結んでいる。空港駅までは、Amtrakの駅であるNew York Penn Station, Newark Penn Stationなどから行けばよい。例えば、New York Penn Station からEWRまでの料金は11.55ドル
NW利用時、ターミナルに最寄の市バス乗り場 AIR TRAIN(モノレール)も開通