寧波

2008年 6月




寧波は、歴史の時間に習ったお馴染みの名前だろう。バスで福建省から移動して温州まで来て、その後、杭州から日本に帰るところ、名前からどんなところかと行ってみたくなり、寧波にも寄り道した。観光地として、見所が多い町である。

月湖

町の中心部の便利なところにある月湖は市民の憩いの場所であるが、観光で寧波に来た場合にも是非訪れたい。周辺一体が公園になっていて、一部有料の建物もあるが、それ以外は無料で開放されている。

綺麗に整備されている。

湖はかなり広い。

月湖畔にあるユースホステル

月湖畔にユースホステルがあり、そこに泊まるべく、駅から歩いて行ったのだが、途中の安宿にフラッと入って、値段を聞いて高くないので そのままそちらに泊まってしまった。YHの方が歴史を感じさせ趣のある建物で、場所も良いので、もしも次回来る機会があれば、こちらに泊まりたい。

天一閣

月湖の近くに天一閣と呼ばれる明代に建てられた蔵書処がある。迷路のごとく複雑な造りになっているが、趣のある建物や庭園が多く、観光スポットで、遠来の観光客も多い。入場料30元。

天一の看板(?)が沢山出ている。

入り口
蔵書が展示されているが、普通の図書館のように、書物を手にとって読めるわけではない。ここは博物館である。

中は庭園が多い。

趣のある建物

 鼓楼

明清代の鼓楼の上に、民国の時代に、時計台を増設したような造りになっていて、かなり異様な雰囲気である。

周辺には、リニューアルした古風な造りの建物が並び、客を集めている。土産、アクセサリーの露店や食べ物屋などが並んでいる。

鼓楼

阿育王寺

寧波の東の郊外に、阿育王(アショーカ王)寺と天童寺がある。どちらも禅寺である。今回は、バスで数百キロ移動しては、着いた町に1泊するということを繰り返した場合が多く、寧波でも一泊しただけ。あまり時間は無かったが、朝早く起きて、阿育王寺と天童寺を回り、何とか午前中にホテルをチェックアウトすることができた。

阿育王寺の方が、手前にあるので、まずはこちらを目指した。阿育王寺行きのバスに乗れば、お寺の駐車場まで行ける(2元)。 入場料5元を払ってもらった案内の紙には、始建西暦282年と書かれている。
朝早かったのが影響したのか、観光客は2、3名だけだった。禅寺だが、それほど厳しい感じはしなかったが、ワイワイ騒ぐような雰囲気ではない。周囲に店もなく、次の天童寺に比べて、訪れる人はかなり少なそうだ。

天王殿(本殿)

禅寺らしい(?)廊下

七重の塔

五百羅漢
内部は撮影禁止

カンフーを練習する修行僧

阿育王寺から天童寺までは、バスの路線が少しずれるので、阿育王寺からバスで二駅戻り、そこでバスを乗り換えた。天童寺に行く、お坊さん一行の後に着いて行った。

バスを待つお坊さん一行

天童寺

天童寺は、阿育王寺からさらに10kmほど離れたところにある。こちらも同じく入場料は5元で、もらった紙には始建西暦300年と書かれている。 ただし、阿育王寺も同様だが、法隆寺のようなに、寺の創建当時から残っている木造建築などは見当たらない。

本殿

お寺の上の方から見た様子。
かなり敷地は広い。

オブジェと呼びたくなる

阿育王寺と比べ、天童寺は訪れる人が多く、、線香を買って お祈りしている人の姿も多い。道元が学んだ寺で、日本人にとっても歴史的意義が大きい。

駅とバス

温州からバスで到着したが、着いたのは、市の中心からは離れている中央バスターミナルだった。次の日 杭州に移動する予定だったので、そこから杭州行きのバスが出るか聞いてみたが 杭州行きはなく、市バスで町の真ん中へ移動した。寧波駅の横にある南バスターミナルからは、杭州行きのバスが頻繁に出ている。

寧波駅

中央バスターミナル

長距離バスターミナル南駅

市バスはICカードで支払い可
私は、カード無し

ホテル・その他

新海賓館
ホステルに行く途中にあり、予定変更して こちらに泊まった。

50元の部屋

TV付きだが、値段が値段なので
部屋はかなり狭かった。

米国のSuper 8 Motel
中国に来ると、速8酒店

Howard Johnson
中国では、高級ホテルに変身

宿屋ではないが、泊まったホテルの
近くで見かけた日本のクラブ

寧波で食べるBC級グルメ

水餃子
毒の心配をする人には向かないが、普通は、中国に行ったら一度は食べたい一品だろう。

快食(ファーストフード)

ビール1本付けて15元。

焼きそば

野菜の種類もいろいろ有り。

アスパラガス風の野菜と肉の
炒め物
焼き飯、蛤蜊のスープ


写真館のリストへ戻る