Salt Lake City

2004年 6月



ソルトレイクシティ(SLC)は、ユタ州の州都で、デルタ航空のハブである。UA,NWとも便があるが、今回は、NWを利用した。NWの格安航空券のルールだと、ユタ州は東海岸なので、東海岸3都市周遊の最初のストップオーバーの都市として、マイルを貯めるという観点からは、かなり注目すべきところであろう。ただし、成田からだとミネアポリス便があるので、割と便利に行けてしまう。マイルを貯めたい人には、関空、名古屋発がお薦めだ。

KIX/DTW/MSP/SLC/MSP/MIA

これで、10633マイル貯まり、最大に近い。SLCの代わりにABQ(アルバカーキ)、MSO(ミズーラ)などに訪問するこのパターンは、関空、名古屋からNWの東海岸3都市周遊の格安航空券を利用する場合、ひたすらマイルを貯めたい人にとって、往路の定石と言えそうだ。

この経路の中でも、SLCなら午後7時台に到着できるのに対し、ABQは午後10時台、モンタナ州の各都市だと午後11時台というのが通常であり、SLCに行く方が 時間的に楽である。今後 スケジュールは変更になるかもしれないが、最近は安定していて、ほぼ同じような到着時間となっている。

モルモン教の町

モルモン教の礼拝堂

モルモン教の大会議場

ソルトレイクシティはモルモン教の総本山があることで有名だ。戒律が厳しいことで有名なモルモン教の本拠地なので、天理市や、シンガポールのように、町は綺麗だろうと、来る前に想像していのたが、やはりそのとおりであった。

モルモン教の建物が集まっているテンプル・スクエアに行くと、モルモン教の人がやってきて、ツアーに参加するかと聞いてくる。私の場合は いろいろ回りたかったので、断ってしまったが、気軽に参加してみるのも良いだろう。


冬季オリンピックの遺産

2002年に開催された冬季オリンピックの遺産と言えば、山の上に整備されたスキーのゲレンデやリフト等がまず挙げられるはずだが、時間と予算の都合から、そこまでは確認に行っていない。

ここでは、オリンピックに合わせて、街中でインフラが整備されたり、リニューアルされたところを紹介する。

← LRTはオリンピックの開催に合わせ、1999年から営業を始めた。まちの中心部は、バスも含め無料で乗り降りできようになっていて お得だ。以前紹介したオレゴン州のポートランドも同じような無料の区間があった。
→ 町の外れを歩いていたら、感じのよい公園を見つけた。案内板によれば、ロータリークラブが造ったとのことである。
 Completed 1927
 Re-built 2002
と書かれているので、オリンピックに合わせ、綺麗に作り直したことがわかる。2002年の冬のオリンピックと同じ年に作業が終わったということは、ギリシャのようにぎりぎりまで、準備していたということか?

← 図書館は、円柱を斜めに切ったような奇抜な形をしている。右側の一部分だけに図書館があって、それ以外は、単なる飾りのようで、外側だけの空洞になっている。
ここの図書館は、外国の図書が充実していて楽しめる。例えば、ヘブライ語とアラビア語の文字はどの程度ちがうか 実物で確かめられる。
特に北欧の言語の本は、オリンピックの選手、観客のために、揃えたものが多そうだ。
建物は新しく、前にLRTも来ていて、オリンピック・マネーの香りがする。



その他の町の様子

Capitol

工事中で、頭を包帯で巻いたようになっていた。

ダウンタウンの様子

日本では見かけない?

ダウンタウンの真ん中にショッピングモールが2箇所、通りを隔てて立っていている。

フードコートがあって、食事に便利なのだが、残念ながら失敗してしまった。味を知り尽くしている中華のPANDAに行こうとしたのだが、途中でタイフードのファーストフード見かけ、浮気をして、フラッと そちらに行ってしまったのである。 ところが、食べてみると大外れ。

アメリカは大味が多くて、適当に頼むと、外れる場合が多いことを思い出した。

ダウンタウンのショッピング
モールにあるフードコート

空港、宿泊

この空港の特徴として挙げたいのは、回りの山々が綺麗に見えることである。
ただし、私のデジカメは買い換えて再度取り直すべきだろう。
空港からは50番のバスで、ダウンタウンまでいくことができる。このバスは 夜遅くまで走っていて便利だ。

例によって、ホステルに泊まった。客は少な目で、ドミトリーの料金でも、部屋には他に誰もいなくて、個室と同様に使え、お得であった。コーヒーも無料で飲める。一泊15.5ドル(税込み)
50番のバスを降りてから、1.5kmほど歩くか、3番または103番(夜のみ)のバスに乗り継ぐ。

ホステル


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