2019年6月作成
サムソンビーチの全景 季節風の時期にもよるのだろうが、波しぶきで霞んでいた。 サムソンビーチは、ベトナムの北部にあるベトナム人に人気のビーチで、ハノイから150kmほど南下したところにある。オープンツアーバスが止まるニャチャンやムイネーのビーチと違い、外国人の姿はほとんど見かけない。わざわざ外国から来るほどではないと言えるのかもしれないが、外国人向け観光地化していないベトナムを体験したい人にはお勧めだ。まさに、いつもと違うところを目指して、今回 試しに行ってみた。
韓国が開発したビーチのように名前から連想されるが、そうではなくて、ちょっとスペルも違う。それでも、ハングルが書かれた観光バスは見かけた。
ビーチの様子
グループで多くの人が海水浴を楽しんでいた。 漁業も行われていて、ビーチの端のほうには、
漁船が沢山泊まっていた。
宿泊施設
ホテルは多く、泊まるところで困ることはない。11月〜3月くらいのエアコンの必要ない時期に行けば、宿代もその分安くなりそうだ。しかし、その頃は海水浴のシーズンではない。
ビーチ沿いの通りに並ぶ大きめのホテル ビーチの端の方に並ぶ間口の狭い安宿
海が見えて場所が良いので客も多い。今回泊まった宿 一泊30万ドン(約1500円)
ビーチから離れていて、空いていた。建設中の宿泊施設
コンテナを積んでいる。隣町のタンホア(Thanh Hoa)からローカルバスに乗ってサムソンまで行こうとしたが、バス停で、客を乗せたタクシーに声を掛けられ、相乗りをすることになった(バス1万5千ドン、約75円。相乗りは5万ドン払った。)。たまたま乗り合わせた客が宿の関係者で、タクシーが横づけされたので、泊まるところも、そのまま そこに決まった。
ビーチ以外の見どころ
岩の上に岩が載ったHon Trong Maiが多くの人が訪れる観光スポットになっている。町中から1.5kmの標識があり、歩いて往復すれば坂もあって良い運動になる。
Hon Trong Maiの奇岩 力持ちが上に載せたという伝説があるのかどうが不明だが、近くには、岩にひびが入り、雨水で広がり、岩が別れかけているものがあった。 ビーチの近くの寺院Den Doc Cuocへ上がる石段 サムソンで食べる
ベトナム人観光客は、団体でやってきて、いろいろなシーフードを大皿に盛り、みんなで取り分けて食べているのが典型的なパターンだ。こちらは一人で旅していて、B級グルメは 一通り試したいとは思うが、通常は栄養バランスを考え、ご飯とおかず数品のファーストフードがあれば、大抵 それを選んでいる。ドットのない ただのCOM(めし)と看板に大きく書かれているので分かりやすい。今回は安COM屋が見つからず、その場合に、代替の選択肢としているB級ストリートフードの一つで Banh Cuonを食べた。Banh Cuonは以前にも取り上げているが、いろいろなバリエーションがある。今回食べたものは皮をその場で作ってくれ、出来立てなのが良い。
Banh CuonはB級の中では、競馬で言えば、本命、対抗には入らず良くても4番人気程度で、一番は やはりPhoだろう。iPhoのTシャツまで売っているが、そちらは食べられない。トップとは言えないがBanh Cuonも 美味しくて お薦めだ。
今回食べたBanh Cuon 3万ドン アクセス
近くにある大きな町タンホア(Thanh Hoa)からローカルバスに乗れば料金は安い(1万5千ドン)。
ローカル・バス 1番または14番 15000ドン
タンホア(Thanh Hoa)の鉄道駅と
サムソンの間を結んでいる。街はずれのBig C付近
長距離バスでタンホア(Thanh Hoa)まで来た場合は、
Big C前で降りて、1番のバスに乗り継ぐのが便利。写真館のリストへ戻る