深セン(Shenzhen)

2010年3月作成
2011年3月更新




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最初に深センに行ったのは1987年。初めての中国で、自転車で広州から桂林を目指したが、その手前で 広州へ行く途中に通過した。その時の印象は とにかく田舎だった。深セン駅の二階の食堂で昼食をとりながら、汽車の出発を待っていたが、建物は木造で、日本の戦前の駅舎のような造りだった。もちろん青島ビールは冷えていなかった。

その次は1993年頃である。夏休みに、UAのXFで上海に飛び、現地でチケットを買って、雲南航空で昆明、さらに深センへ飛んで、香港からUAで帰国した。その時は、初回とは大きく異なって、既に、ビルが立ち並んでいた。駅の近くの結構良さそうなホテルに泊まったが、スイートでも7000円くらいだった。1997年に向けて、香港のホテルが高騰していたので、随分安いと思ってしまったのは、まだまだ東南アジアは初心者のレベルだったからだろう。今なら50元の部屋にしたい。

その後も何度か深センを通過したが、そのたびに町は変わっていた。間に7、8年ほど入って、ここ2年ほどで、また何度か深センを通過しているが、中国の他の町と同様、以前の姿からは想像できない大都市に変貌している。ただ、駅の近くでは、工事は一段落しているようなので、今後は、それほど変貌することはなさそうだ。

不動産屋に張り出されている広告を見ると、とんでもなくバブルになっているのが分かる。100平米程度の中古マンションで
2千万円ほどしている物件もあった。

駅前の一等地にシャングリラ・ホテルがあって、今は、これが大きなランドマークになっているが、以前は見かけなかった。写真の左側、線路のあたりは、今は木々が茂っているが、以前は、この当たりにホテルが並んでいて、その一つに泊まった。

駅前の様子

深セン駅

巨大な駅舎に変貌した。

深セン站(横から)

正面からは巨大に見えるが、横から見ると、薄っぺらく、見栄っ張りの駅舎であることが判明。

香港とのボーダーの建物

もはや国境とは言わないのだろう。
パスゲートが並び、列は減り、外国人も、すぐに通過できるようになった。

駅前の商場

この建物の下に、バス乗り場がある。しかし、ここからは、省内の近郊へ行くバスだけだ。

街中の様子

マッサージ店がやたらと多い。

試しに入った火鍋屋と料理

小龍包3元は中国の標準的な値段と言えそうだ。

高層マンションが並ぶ
ちょっと古くなった(?)マンションもあり、その下では、ゴミがいい加減に捨てられて、中国らしさも感じられた。


(2011年3月更新分)

深セン 福田

香港から大陸に向かい、以前からある羅湖のボーダーを越えた以前からの深センの中心に加え、後からできた落馬洲のボーダーを越えた辺りが福田で、こちらも大きな町並みができている。

福田バスターミナル

通りの様子

ビルが立ち並ぶ

コンベンションセンター

繁華街

ショッピングモールの中


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