Spokane April 2002
滝の向こうに見える
スポケーンの町並み
これまで、航空機で行ける米国の小さな町を沢山紹介してきた。ところが 最近になって、ディスカウントチケットでは、どさ回りシフトと呼びたくなるような賃金体系が出現し、小さな町には行きづらくなってしまった。 そんな中で、UAの場合に 最低の料金で行ける町に、なぜかワシントン州のスポケーンが入っている。 そのため、 これまで行ったことがなくて、しかも、安く行けるという条件では、スポケーンに行くしか無くなってしまったのである。
しかしながら、それでは なぜ タンパやニューオリンズ、また、サンティエゴやデンバーでなくて、スポケーンが安く行ける町に入っているのか? 安く行ける限定都市というのは、通常は米国の主要都市であるのに、なぜスポケーンも仲間入りするのか? これは未だに疑問のままだ。 旅行代理店も、最初に請求書を送って来た時には、最低料金に割増料金を加えて請求してきた。
銀行の二重引き落としと同じで、こちらから言わないと、そのまま高い料金を払わされるところであった。滝の町 スポケーン
ダウンタウンにある公園 River Front Parkを流れるスポケーン滝。徐々に水が落ちていくので、滝というよりは急流と言ったほうがふさわしいかもしれない。田舎町にある とりたてて有名でもない滝だが、それでも スケールは米国サイズ。十分大きくて見ごたえがある。これが日本にあれば、観光客が沢山訪れることだろう。
川は 中の島を隔てて、二つに枝分かれしている。滝の反対側には水力発電所があり、水を堰き止め、発電に必要な水だけ流す。従って、流れは緩やかである。
中の島を隔てて、滝と反対側の流れ。 ダウンタウン
ダウンタウンにはそこそこの高さのビルが、並んでいる。ウォール街もあるが、まさに建物の壁がある通りという感じだ。 ダウンタウンの町並み (右はウォール街)
図書館
旧図書館 現在の図書館 貸し出し用のソフト やたらと図書館を紹介したがり、このホームページは偏向していると言えるかもしれないが、ひるまず話を続ける。
無料のインターネットを求めて、どこの町でも、ついつい図書館へと足を運んでしまう。ところが、今回は 間違えて旧図書館に入ってしまった。歴史と趣のある建物で、何かと思って見ていたら図書館と書いてあったので入った次第だが、受付の人からここは図書館ではないと言われ、新図書館の地図を渡された。外で写真を撮っていると、親切に この建物のパンフレットまでくれた。カーネギーが寄付して、1904年にできたそうだ。新図書館は、町の中心部にあり、ショッピングモールともつながっていて 便利だ。
図書館にパソコンのソフトが置かれるようにならないかと、たびたび探していたが、ここスポケーンの図書館でやっと見つけた。それほど数や種類が充実しているわけではないが、子供の教材、
語学関係、百科事典などのソフトがあった。
空港
シアトルからUnited Expressのプロペラ機で飛んで来たにしては、結構大きな空港であった。UAもデンバー行きは737。その他、NWも同様にしてジェット機が飛んでくる。
空港の外側から
町外れ
ダウンタウンからバスに乗り、空港方面へ2kmくらいの所にも川が流れている。訪れる人は少ないが、ここにも公園がある。
川の近くには、安モーテルが並んでいて、23ドル程度から泊まれる。残念ながら、ホステルを見つけることはできなかった。
町外れを流れる川
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