台北 円山公園、美術公園とその周辺

2017年9月作成



円山公園@台北

週末、農家による直売

日本で円山公園と言えば お花見を思い浮かべるが、今回は台北の円山公園の話で、花博の跡地にある公園である。他にも近く幾つか公園があるし、台北市立美術館や林安泰古[厂+昔]など見所が多い。 半日と言わず、一日かけて、じっくり回りたい一帯だ。ただ、一日歩いていては、疲れて破たんしそうだし、途中で洒落た喫茶店などに立ち寄るとか、休憩も必要だろう。暑い時期には、美術館の中などに、長く居た方が、エアコンが効いていて快適だろう。特に、ここのメインと言える台北市立美術館は、展示や設備が充実している割に、料金は100円程度(NT$30)と 非常に安いのが嬉しい。

故宮など、有名観光地に多い中国人団体客も見かけず、平日は特に空いていて、のんびりできる。

定番の円山大飯店がすぐ横に見える

台北市立美術館

モダンアートの美術館で、展示内容が充実していて 見応えがあり お奨めだ。早めに展示品を入れ替える場合が多そうだ。

台北市立美術館
@台北、円山 入場料NT$30

フィリピンでペンキ塗りの作業を頼んでいた人物がブラシを洗うのを忘れ、ダメになったものが何十個もあり、この手のものを作ろうと思っていたところだった。

古くて、捨てれてしまいそうなもに、ちょっと手を加え、家具に使ったら楽しそうだ。

ここでは、わざと壁に穴を空けているが、壊れた箇所を利用して、アートだと主張することもできそうだ。

林安泰古[厂+昔]

林家の旧宅を、別の場所に移転して、無料で公開している。

台北典蔵植物園

いろいろな気候帯の植物が、別々に分けて植えられている。暑い時期には、特に高山植物のところは、エアコンでかなり涼しく、居心地が良い。ここも無料で公開されていて、台湾の太っ腹を感じさせる施設の一つだ。

植物園の内部の様子

胡蝶蘭
以前、台湾の烏山頭で手に入れた八田與一技師の紹介ビデオでも、八田與一が趣味で胡蝶蘭を育てていたことを紹介していた。台湾でも胡蝶蘭は人気があるのだろう。

その他

台北故事館
戦前に日本人が建てた建築物のことも いろいろと紹介している。ここで西本願寺の場所を知り、後から試しに行ってみた。

臨済護国禅寺

迷宮花園

最近は、CNNの番組の宣伝で、同じような迷路を
よく見かける。

枝から蔓が降りてきて、根を張り幹になる木で、フィリピンでも同様の木をよく見かける。名札には、India Laurelと書かれていて、Laurelならよく料理に使うので、葉っぱの匂いをかいでみたが、どうやら違いがありそうだ。

円山遺跡
これから、発掘や展示をするのか、今は、
フェンスで囲われているだけだ。

円山遺跡の裏手の森の一帯は、フェンスで覆われ、積極的に開放している感じではなかったが、ゲートが空いていて、立ち入り禁止とも書いてないので、探検気分で、試しに入ってみた。平日なのか、人影はなかった。


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