ウボン・ラチャタニとウボンからバンコクへの寝台列車

2015年 5月作成




ウボン・ラチャタニは、タイ東部にある大きな町で、ラオス国境に近い。ラオスからバンコクへ行く途中で立ち寄ったので、少し写真を紹介したい。観光地ではなくて、普通の町で、観光の見所を期待しても無駄と言えそうだ。それでも、バスターミナルには観光案内の窓口があり、非常に親切なガイドが何人も居て、外国人観光客にも英語で対応してくれる。地図もくれて、ミニバスに乗るところまで、一緒についてきてくれた。

バスターミナル
町の北側、中心からは離れたところにある。

ウボン駅
町の南側にある。バンコク行きの寝台列車の始発駅

バスターミナルと鉄道駅を結ぶ二番のミニバス 10B
古いガイドブックには5Bと書いてあり、タイもインフレしている。
それでもラオスでトゥクトゥクに乗ると、外国人価格を言われ、
それと比べ非常に安い。

町の様子

通りの様子
ここが繁華街で人が集まる場所という感じのところには 行き着かず、なんとなく町が広がっている。
郊外のバスターミナルの横にBig Cができていて、そこまで買い物に行く人が多そうだ。

トゥン・シー・ムアン公園

戦略的な意味があるのかもしれないが、外堀のため、なかなか公園内に入れなかった。市民の憩いの場であることは間違いない。

ワット・トゥン・シー・ムアン

木造の経蔵
趣のある建物で、ここは十分観光スポットと言えそうだ。入り口まで行くと、タイ語で何か書かれていて、
立ち入り禁止なのか、土足禁止なのか分からず、
退散した。

お寺の境内に並ぶお墓
一つ名前を見ると陳さん夫婦のお墓だった。華僑が多いのだろう。立派な墓で、墓地の場所も少ししかなく、
限られた人たちだけの墓ということだろう。

発酵食品

ラオスでしばらく働いていた友人の日本人の話では、ラオスでは、発酵食品がいろいろ食べられるということだった。そこで市場で探してみたが、残念ながら見つからなかった。外国人観光客が行くようなところは、レストランも欧米化していて、昔ながらの食べ物に、外国人観光客が接する機会が減っているような感じだが、発酵食品は特に匂いが影響して、表には登場しにくそうではある。

その代わりというか、ラオスと文化的にも近いウボンの町の市場で、発酵食品が見つかった。

市場で見つけた鮒ずし

別の魚を漬けたもの

町の中心部にある市場
こちらでも発酵食品を買えそうだが、行った時間が遅く営業を終了していた。もう一箇所、鉄道駅に近い市場に行ったら、上の写真の鮒ずしなどが売っていた。

ウボンからバンコクへの寝台列車

タイと言えば、日本のブルートレインが、第二の人生を送っている場所として有名で、折角なので寝台列車に乗ってみようと思った。しかし、残念ながら、今回乗ったのはブルートレインではなかった。それでも、初めてタイの寝台列車に乗れて十分満足できた。

今回乗車したバンコク行きの寝台列車

駅前の屋台で食べたパッタイ 35B
ほとんど甘くなくて、その後バンコクで食べたパッタイも同様で、最近の傾向のように感じられた。
地方なので、値段はまだ安めと言えそうだ。

(二等)寝台列車の内部

ベットがセットされた状態。


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