Tortilla & Bagel

October 2002


サルサソースと
トルティラ(Tortilla)

クリームチーズと
ベーグル(Bagel)

米国のお土産としては、日本では珍しくてあまり見かけないものや、日本に比べて値段が安いものが良いだろう。 ここでは、その中で、珍しいものの例として、トルティラとベーグルを推薦したい。

トルティラは、メキシコの主食で、メキシコ料理には必須のアイテム。ナンとインド料理の関係のようなものだ。何でもトルティラに包んで食べる。ものがものだけに、輸入食品店でも見かけたことがない。自宅でメキシコ気分を味わうためには、少し重くても本場で出来立てのものを買って来るのが手っ取り早い。
これとセットのサルサソースは、米国のメキシコ料理店では、最初の付け出しに出される乾いたトルティラに付けて食べるが、メキシコでは、トルティラに巻いた料理の薬味として入れる。これは、日本の輸入食品店でも良く見かけるので、わざわざ買わなくても良いが、日本よりは随分安いので、同様に米国で買って帰っても良いだろう。 

メキシコ料理は奥が深いが、簡単なレシピを、一つ紹介しておく。肉と野菜の炒め物。肉は小さな角切りの方が良いが、普通の薄切りの肉でも問題無い。野菜は玉ねぎ、ピーマンとその他は好みによる。ポイントは、日本でピザ用に売っているチーズをたっぷり加えること。これで、随分メキシコ料理ぽく感じられる。 さらに、できれば、レタスとトマトをそれぞれ切り刻んだもの、さらにアボカドをすりつぶしたもの、これらを付け合せのサラダとして別に用意する。そして、炒め物、サラダ、サルサを一緒にトルティラに巻いて食べる。

メキシコ料理に興味ない人には、どうでもよい話かもしれないが、日本で作ってみたところ、かなり好評だ。

次にベーグル。ワールドクラブで良く見かけるので、NWユーザーの方には お馴染みだろう。レッドカーペットクラブで見かけることもあるが、通常より小さかったり、ラウンジ内にトースターがなかったりする。改善を期待したい。
日本でも最近 ベーグルを良く見かけるようになったので、わざわざ米国から買ってくることはないのかもしれない。しかし、私の家の近くでは買えないので、手っ取り早く米国で買ってくることが多い。 大きさや粘り具合も日本と米国で違うような気がする。

真中で薄く半分に切って、トーストのように焼いてから、クリームチーズをたっぷり付けて食べるベーグル。それにコーヒー。 米国気分を味わえる朝食だ。

トルティラ、ベーグルとも、わざわざ買ってくるほどの物でもあるまいという意見もあるだろう。しかし、頻繁に米国に行くなら、気が向いた時に買って帰っても良い品として お勧めしたい。