2016年11月作成
日本からフィリピンへ行くのに、自分自身の場合、最近はLCCの5J(セブパシフィック航空)を利用することが多いが、他にもいろいろな選択肢があり、その一つで、今回は台北経由で中華航空(CI)を紹介する。
その前に、少し余談だが、これ以外でも、例えば、日本と台湾の間をピーチ、台湾とフィリピン間は5Jを利用するような異なる航空会社を組み合わせるパターンも、旅好きの人に お薦めだ。どうしても直行便という人には向かないが、バーゲンを利用すれば、運賃は結構安くて済むし、途中で寄り道しやすく、組み合わせで、旅のバラエティが広がる。CIの話に戻ると、私の場合は、今回はデルタ航空の特典旅行を利用した。直前でも簡単に予約が入ったのと、緊急発券手数料がかからないのが、選んだ大きな理由だ。日本とフィリピンの移動では 台北経由なら距離のロスもほとんどなくて済む。
有償の場合でも、LCCのバーゲン以外では、CIはかなり安い方だ。特に5Jは直前になると足元を見て 値段を吊り上げる傾向が強いので、それよりは割安な場合が多い。
ここでは、最近利用したフィリピンからの帰国便、および、2015年に利用した日本からフィリピンへ飛んだ時の写真を紹介する。どちらも片道特典だが、有償の場合、LCCだと片道だけチケットを買っても割高になることはないが、CIだと往復買わないと値段が高い。その点、片道特典は割高にならず、LCCと同じように使い勝手が良い。
MNL/TPE/KIX (2016年10月)
マニラではターミナル1
LCCの5Jがターミナル3で、デルタ航空などもそちらに移ったが、CIは以前と同様ターミナル1を利用する。長らく続いていた工事も終わり、改装され奇麗になっている。
ゲートの様子 MNL/TPE CI702 A330 MNL/TPEの短いフライトでも食事が出る
LCCに乗り慣れると、機内食が出てこないのが当然と思えてくるが、CIではマニラ・台北間の短いフライトでもちゃんと食事が出てくるので、ありがたい。
MNL/TPE CI702便の機内の様子
出稼ぎ組で混んでいたCI702便の機内食 台北での乗り継ぎ
台北 桃園空港は第一ターミナルと第二ターミナルに分かれているが、スカイトレインで結ばれているので移動は楽だ。自分の出発ゲートを分かっているのが第一だが、スカイトレインの乗り場の位置は知らないとわかりにくいし、到着したら右左どちらに進めばよいのか、分かれ道に立っている地上係員に訪ねた方が良い。
一緒のフライトで来たフィリピン人たちが
乗るスカイトレイン外から見たスカイトレイン
台北 桃園空港内の通路のようす TPE/KIX区間が空いているので予約が入りやすい?
マニラから台北までは、ほとんど満席で混んでいたが、台北から関空まではガラガラで、このフライトの客を埋めるべく、特典旅行の予約が入りやすいのではないかと思えた。機材は747-400だったが、もっと小さな飛行機でも十分な客数だった。
TPE/KIX CI172便 744 CI172便の台北でのゲート付近 CI172便の機内 フィリピン路線と比べ、食事が充実している。 KIX/TPE/MNL (2015年11月)
昨年、フィリピンへの片道だけ利用した時の写真も少し挙げておく。この時はどちらのフライトとも機材はA330だった。
KIX/TPE CI159便 A330 CI159便の機内食 台北 桃園空港の待合室の椅子の一部 リクライニングがきいて、十分寝れそうだ。 TPE/MNL CI703便の機内食 2016年の搭乗時と比べ、小鉢の料理が少なく、
軽食と言えそうなメニューになっている。