最近のDL629便 NGO/MNL

2013年6月作成



久々に名古屋からマニラまでDL便を利用したので、取り上げてみたい。

NWとDLが合併して、特典旅行のマイルが引きげられ、その結果、これまで何十回も利用してきたNGO/MNL間の特典旅行を利用しなくなってしまった。同じような話で、一昔前に、UAの米国経由ヨーロッパ行きの周遊航空券が割安だった間は、何度もヨーロッパへ行ったが、値上げがあった後は、ヨーロッパに行ったのは一度だけという極端な例がある。

それでも、DLで日本からフィリピンへ行くのは、エコノミーの場合、以前の2万マイルが2万5千マイル(低、L)に切り上がっただけとも言え、直行便で便利でなので 久々に利用してみた。

最近の預け荷物動向

日本から東南アジアに行く場合、以前なら、Yクラスは20kg、Cクラスは30kgまでと、どこの航空会社も相場が決まっていた。そこへLCCが登場し 荷物を預けるのは有料なのが普通になり、通常の航空会社はLCCとの差異化もあって、特にDLの場合、条件が良くなっている。最近は流動的なので、また変わるかもしれないが、今回の搭乗も含め現状では、Yクラスで平会員でも、23kgまでの荷物を2個まで預けられる。少し前までCクラスでも30kgまでだったのと比べ、格段に条件が良くなった。預けられるだけ荷物を持って行かないと損と思えるくらいだ。Cクラスだと1個の上限が32kgまでとなり、エリート会員は、Y,Cとも さらに、荷物を1個多く預けられる。詳しくはDLのサイトに出ているが、それを見ても、フィリピン行きはよく分からない書き方をしてあるので、航空会社に電話して問い合わせたら、平会員でも2個まで無料ということだった。

同じDLマイル利用でも、KEの場合は条件が悪い。またスターアライアンス系では、例えば、ANAは2013年6月からルールが変更になり、無料預け荷物は2個から1個に減った。機会があれば、別途比較表を作りたい。

カードラウンジ

残念ながら、私の場合、プラチナから一気に平会員に降格してそのままなので、Yクラスでは、ラウンジに入れない。LCC利用者の定番(?)のプライオリティパスもなし。ないないずくめで、どうしようもないと思っていたら、以前から使っているAmexの平カードでも入れるラウンジがあることが分かった。「プレミアムラウンジ セントレア」で、出国手続き前の出発ロビー内にある。場所がそこなのは、国内線利用者と共用ということだろう。

特に写真も撮ってこなかったが、ビールも置いていて、どこもラウンジに入れない状態から比べると、かなり得した気分だった。

ちなみに以前よく利用したKALのラウンジは、最近はこの時間帯は営業していない。DLの場合、JALのラウンジを利用することになるのだろう。

空港の様子

何年ぶりかで行ったNGOだが、特に変わったという印象はなかった。これからLCCが増えれば、安客向けのものが増えるのかもしれない。

出国手続きを済ませた直後のあたり

DL629便の搭乗口付近 ここ数年は固定の18番ゲート
その前は、ターミナルの端の方だったが、こちらの方が
 近いので、良い場所ということになるのだろう。

機内にて

最近LCCに乗ることが多いので それと比較したくなる。

・エコノミーでも、それぞれの席にそこそこ大きいディスプレイが付いていて、ゲームなども含め、エンターテイメントのシステムが導入されている。
・昔から米国の航空会社の食事は簡素だと言われるが、ないとあるとでは大違いで、一応食事が出る。ただし、ビールは有料で、同じく有料のLCCと比べ値段は高め。
・エコノミーコンフォートでもないのに、LCCと比べれば席はそれなりにゆったりしている。と言っても、低レベルの争いとも言えるし、747などの大きな機材と、A319/320などの小さな機材の違いとも言えるのだろう。

DL629便 NGO/MNLの機内と機内食


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