デトロイト・メトロポリタン空港
新ターミナル

2002年4月


DTWの新ターミナル コンコースA


DTW デトロイト・メトロポリタン空港の新ターミナルの運用が始まって 数ヶ月が経つので、既に沢山の方が利用されたことだろう。私の場合は最近始めて新ターミナルを利用する機会があったので、簡単に その様子を紹介しておく。

ターミナルは横長で、関空のような感じである。ターミナル内の移動には、歩く以外に、EXPRESS TRAMと、動く歩道を利用できる。

EXPRESS TRAMは、中央とターミナルの両側、合計3箇所に駅があり、二組のTRAMが往復で走っている。各車両の位置を電光掲示板で案内しており、これを見ながら、いつプラットフォームに向かうか決めればよい。単線であり、中央駅で 二組が入れ替わるようになっている。容易に想像できるように、片一方が遅れると、もう一方は中央駅で待たされる。

EXPRESS TRAM

案内の掲示板


ゲートには早めに

コンコースが長いので、早めにゲートに行っていた方が無難だ。今回は、日本との行き帰りで2回利用しただけだが、それぞれちょっとしたイレギュラーがあり、急いでゲートに向かう羽目になった。
まずは、行きにゲートの変更を食らった。やたらとゲートの変更の案内のアナウンスがあるような気がしてならないが、自分の場合も案の定 ゲートの変更に遭遇。変更前後のゲートが かなり離れていて大変だった。また、変更後のゲートでは、別の行き先の人がゲートを間違えているのを見かけた。その人は、搭乗券を読み取り機に通すところで、機械にはねなれ、職員から新たな大移動を宣告されていた。 ゲートの変更は、ところてん式に新たなゲートの変更を生むことが多い。 ラウンジで待っていた後や、買い物をした後など、移動を始める前には、常にゲートの案内表示で確認した方が良い。
もう一つのイレギュラーは、帰りにEXPRESS TRAMが故障していたこと。OUT OF SERVICEと表示が出ていて、不通になっていた。 こうなると、動く歩道がやたらと混み出す。

ハイテク ぴょんぴょん噴水


新ターミナルの中央にある噴水は見ていて楽しい。いろいろな動きをするようにプログラムされている。ぴょんぴょんと言ったわけは、水を管から飛び出させ、短い間隔で開閉し、ひものような形で、放物線を描いて、ぴょんぴょんと飛んでいるように見えたからだ。

ぴょんぴょん噴水


World Club

EXPRESS TRAMの駅の近くにWorld Clubがあり、分かりやすくて便利だ。椅子は、MSP (ミネアポリス- セントポール国際空港)のコンコースCにあるWorld Clubと同じような感じで、いろいろな種類の椅子が使われている。 食べ物や飲み物は 従来と同様だ。


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