島々 香港

2010年8月作成   



 

「香港に来たら必ず離島巡り(Island Hopping)に行った方が良い。」とまでは言わないが、島好きの私としては、香港のお奨め情報の一つとして、この話を紹介したい。一方、飲茶好きの私としては、飲茶屋(酒楼、海鮮酒家)巡りが一押しであることは間違いないが、これも、普通の人からすれば、最初に登場させるような話ではなかろう。香港島巡りも主流からはかなり離れていそうだが、フィリピン、タイ、インドネシア、マレーシアなどで主流たり得るアイランドホッピングと対比しながら、行ってみると面白そうだ。青い海を期待しても駄目だが、替わりの何かが見つかることを期待したい。

今回は、初日の夕方から長洲島に行き、二日目、早朝からいつもの様に倫敦大酒楼へ飲茶に行きその後、セントラルから坪洲島へ渡り、さらに 対岸のランタオ島の大澳を目指し、最後にちょっと変だが、陸路の地下鉄も利用して、さらに船に乗り継ぎ 南Y島へ渡った。

長洲島

長洲島は小さな島で、島の中でも特に小さな島に興味がある私が 以前に香港で島に行くようになったきっかけの島である。島の真ん中が砂でつながっているだけで、反対側へ簡単に横切れるというのが、頭に残っていた一番の印象である。
島に着くと人の多さに圧倒されたが、それに対応して、コンビニなども充実していて、昔と比べかなり様変わりしてしまった。

船着場周辺は人でごった返していた。

船着場とは島の反対側にあるが、100mほどしか離れていないビーチ
夕方でも賑わっていた

細い路地は、小さな島に多い。

坪洲島

坪洲島(Peng Chau Island, ペンチャウ島)は、ランタオ島の東にある小さな島。まさに何も無い島と一言で言い切ることもできるが、長洲島が海水浴客でごった返しているのとは対照的に、この島は訪れる人も少なく、離島ファンには なかなかいい感じである。何も無いと言っても、香港のことなので、私が好きな飲茶屋も、ちゃんとあった。離島のさらに離島(大利島)まで橋を歩いて渡り、さらにその先で、潮が満ちてくると離れそうな岩まで行ったので、ここまで来れば日本人初とくらいは言えるかと勝手に想像した。その後 Googleで検索したところ、大利島までは行かなかったという日本人は見つかったが、あとは中国語ばかりだった。

今回 回った中で、個人的に一番気に入ったのがこの島である。静けさが残っていて、のんびりできそうで、アクセスが良く、おまけに私の好きな飲茶屋も揃っている。次回 機会があれば、この島だけ来て、朝と昼に飲茶のはしごをしたいものだ。

船着場の近くにある潮州会館
ベトナムのホイアンでもこの手の会館をいろいろ見かけた。華僑の溜まり場と
いうことだろう。

この島でも飲茶屋は健在
好運酒楼

離島の離島である大利島に架かる橋

大利島には汚水処理施設がある

離島の離島の離島
大利島につながる砂洲の先の岩
満潮になれば、独立するはず

島の回りを巡る遊歩道
綺麗に整備されているが、マイナーな島なので、途中で誰も見かけなかった。

島の真ん中当たりの農村風景

船着場から島の反対側の海
長洲島と似ていて、この部分の
島の幅は非常に狭い。

ランタオ島

ランタオ島は以前は離島だったが、新空港ができて、橋が架かって電車でも行けるので、大陸の一部のようになってしまった。ここでは、除外してもよかったが、島内の離れたところにある大澳は雰囲気が良いと言う人がいて、私も試しに行ってみた。

梅窩(MUI WO)

以前はランタオ島の玄関口だった。今も、船のアクセスはよく、高層のマンションも立ち並んでいる。住宅用とリゾートマンション用に共用されているうように見えた。今回は、船でここまで来て、バスに乗って大澳まで行き、帰りは、大澳から地下鉄の駅までバスに乗った。

到着前の船から見た梅窩の町

フェリーターミナル前のバス乗り場
ここから大澳行きのバスに乗った。

大澳(TAI O)

観光客は多いが、昔ながらの雰囲気で、なかなか味わいのある町である。町の中央を流れる川もなかなかいい感じだ。
しかしながら、私は少し外れた海岸線に立ち並ぶブリキ屋敷に一番興味を持った。満ち潮になれば一部は水上になり、これもスクワッターと言うのだろう。ところが お金持ち香港のことなのでエアコン付きだったりする。どうしてブリキなのから始まって、聞きたいことは一杯あったが、素性が怪しそうで聞きにくい雰囲気だった。とにかく、ブリキ屋敷というアイデアをもらったのが収穫だ。

中央を流れる川に沿って、
町が発達している。

川口にも沢山の家。

観光の町でみやげ物屋が並ぶ

ここにもある関帝廟

海沿いにブリキ屋敷が並ぶ一角

地下鉄 東湧駅

梅窩はランタオ島への海路の入り口であったが、東湧(Tung Chung)駅は陸路の入り口と言える。ここは安く空港に行きたい私のようなバジットトラベラーにとっては、空港バスS1の発着点として欠かせない通過点だ。しかし、今回は、ここから、地下鉄で乗り換えなしに、セントラルまで向かった。そこは、離島巡りのフェリーの起点で、次は南Y島行きの船に乗った。どうも変なアイランドホッピングになってしまったが、ランタオ島まで行ったので、それでも良かろう。

東湧(Tung Chung)駅前

南Y島(LAMMA ISLAND)

南Y島(LAMMA ISLAND, ラマ島)は香港島すぐ南に見える大きな島なので、行ったことがなくても、見たことがある人は多いはずだ。
前回私がこの島に来たのは90年代で その時も島を横断した。今回も同様にして、船で着いて反対側の船着場まで歩いて行った。この島にもビーチがあるので、夏向きの島とも言えるが、遊歩道も充実しているので、ハイキングなら 涼しい時期が向いていよう。

坪洲島と同じだが、この島は前回と比べ様変わりしていた。新しい建物が一杯あって驚いた。家が沢山建っていたが、見た感じ英語でいうVacation Rentalが多そうだった。前回は見かけなかったが、大きな発電所もできていて、そこから場所は離れるが丘の上の風の強そうなところには、風力発電の設備までできている。

前回は、島の横断道を歩いていくと、途中でユースホステルがあったのを覚えているが、今回はそちらとは別の道が、メインの遊歩道になっていたので、ユースは通らなかった。案内には野営地と書かれていて、前回見たユースの建物がどうなったか興味はあったが、先を急いだので、そちらは行かなかった。

セントラルからのフェリーが着く
榕樹湾の街中

ビーチもある

遊歩道も整備されている

索罟湾
榕樹湾の反対側にあり、
ここにもフェリーが着く。


フェリー乗り場

離島への起点はセントラルのフェリーターミナル。スターフェリーの乗り場の横に並んでいるので簡単に分かる。他にもいくつか船の乗り場はあるが、今回は香港仔の船着場も利用したので、下に写真を載せておく。南Y島行きの船が出る。
離島同士を結ぶアイランド・ホッピング便もあり、一日で複数の島に回りたい人には便利である。

セントラルのフェリー乗り場と
その前のバスターミナル
埋め立てで以前とは様変わりした。

香港仔の船着場
(渡碼頭)

香港仔のすぐ向かいの島
住宅街になっている


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