長い列、短い列
セキリティチェックの長い列
＠San Diego Oct. 4, 2001
（右側にも列は続いている）
2001年9月11日以来、空港のセキュリティチェックが厳しくなり、長い列を見かけることが多くなった。 空港の側でも検査装置や職員の数を増やして対応していることは多いが、それでも、以前より列が長くなったことは確かだ。
先日ニューオリンズで 朝の出発が早いので、空港シャトルバンを利用したところ、出発時刻である7時15分の3時間半前の3時45分に迎えに来ることになった。以前は2時間か2時間半前に迎えに来ていたのに比べ、とても早くなった。バン会社も、長い列の待ち時間に対応している。
飛行機に乗るためには この列に並ばないと仕方がないのだが、列がひとつだけでない時には、それぞれの長さが ずいぶん異なることが多い。うまく探せば、ほとんど並ばなくても良いことも多い。短い列を探すことだ。
以下、そのような事例をいくつか紹介する。
サンフランシスコ国際空港を UAで国際線から国内線へ乗り継ぐ場合
（2001年11月）
結論 2個所に別れた入り口のセキュリティチェックの列は、時間帯により ずいぶん長さが異なる。最初に たどり着いた列が長い場合には、もう一方を試してみた方が良い。
UAの国際線で到着して、国内線ターミナルに向かうところのセキュリティチェックで長蛇の列が出来ていた。表示には、ゲートの90から68は左へ、ゲートの67から60は直進するように書かれていた。表示に従えば、自分の乗る飛行機のゲートに合わせ、左に曲がるべきところだった。しかし、その一方、先月来た時に、UAのゲートに向かう中央側の入り口に、沢山の検査装置が新たに並んでいたのを見ていた。そこで、長蛇の列を回避して、まっすぐ進もうかどうか迷った。
しかし、こんなに長い列で皆が待っているので、まっすぐ行ってしまっては、セキュリティチェックの後、自分が搭乗するゲートに行けないように、新たな仕切りができたのではないかと考え、仕方なく長蛇の列に並んた。
ところが、30分ほど並んで、もう少しで検査を受けるところまで来て、たまたま通りかかった航空会社の職員が、「中央のセキュリティチェックの方が空いていて、並ば無くて良い。」
そう言って通り過ぎて行った。既に長時間並んでいたので、最後までその列に並んでチェックを受けた。
しかし、その次に来た時には、中央側も混んでいた。UAの乗客は、9月11日以来減少していたが、その後 かなり戻っていて、しかも、朝の出発ラッシュと重なったことが原因で
混んでいた。
出発まで時間があったので、空港を一周して様子を見て回り、一時間半ほどして戻ると、列は解消していた。また、セキュリティチェックを受ける前、中二階にあるRed
Carpet Clubは、最近閉鎖されていて利用できなかった。
当初は、国際線に近い方の国内線の入り口にある表示が良くないだけと思っていた。そこで、"← 200ｍ No long
line for security check" と書いた紙を持って行って通路に貼って帰ろうとしたが、時間帯によっては中央側も混んでいることがわかり、結局
紙は貼らずに終わった。
ラスベガス、マッカラン空港のゲートCとゲートD
（2001年11月）
UAのゲートはD． COMDEXの帰りで、セキュリティチェックに とても長い列ができていた。時間的にUAの便が集中しており、しかも、UAに乗る人はゲートDへ進むように表示されていたので、長い列になった。
一方 その横、ゲートCのセキュリティチェックはガラガラだった。
行きにサンフランシスコで失敗していたので、ラスベガスに着いた時に、他のゲートに抜ける通路がないか、キョロキョロ見回していたところ、それらしい表示を目にしていた。そのため、帰る時には、CからDへ通り抜けできるに違いないと確信し、迷わずCに並んだ。
案の定、内側で通り抜けでき、長い列を回避できた。
ホノルル国際空港
（2001年11月）
UAやNWのゲートとチェックインカウンターは、空港の東端にある。その近辺の入り口のセキュリティチェックは、UAやNWのフライトの少し前には混んでいて、その他の時間帯は空いている。
最近、NWで日本から ホノルルをトランジットして、米国本土に飛んだ。その時は既に日本で搭乗券をもらっていたので、航空会社のチェックイン・カウンターに行く必要がなかった。たまたま、NWのチェックインカウンターとは離れている
中央の入り口のセキュリティチェックを通ったところ、列はできていなかった。主に、その入り口を使うJALやANAなど、日本行きの便が出た後だったのが幸いした。その後、NWのゲート付近まで進むと、そちら側の入り口のセキュリティチェックには、長蛇の列ができていた。
