進むNWのDL化

2009年2月作成
2009年9月更新




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2009年1月 @NGO

2009年1月前半、MNL/NGO NW71便で帰国した時は、まだNW塗装の機材だった。 その後1月後半にNGOに行ったら、この機材を見かけた。昼間なのでマニラ帰りである。

NW71便

2009年2月 @MCO

オーランド国際空港ではDL化がほぼ完了した。下の写真の4日前の夜到着した時には、DL側のゲートの到着する最初の歴史的な瞬間だという機内アナウンスがあった。

チェックインカウンターは、DLに統合されてしまった。 DLの下にNWの小さなロゴが残る。来年になったらペンキで消す? 搭乗口では、もはやNWの印刷は消滅。
電光掲示板にNWの便名が残るのみ。

MCOでのDL化の一番のメリットは、DLラウンジが使えるようになったということだろう。少し前から、アジア地区のWPゴールド/プラチナのカードを見せれば、DLラウンジを利用できることになっていたが、ターミナルAとBで泣き別れしていて、MCOでは実際には無理だった。ゲートの統合で、とてもリッチな雰囲気のDLラウンジに入れるようになった。Free Wi-Fi有り。

DLラウンジ @MCO

2009年2月 @MSP

まだまだ数は少ないが、利用したA319がたまたまDL塗装だった。
これからDL塗装が増え、四面DL歌という状況になると、デトロイトやミネアポリスでは 複雑な思いにかられる人が増えることだろう。UA歌は機内外でよく耳にするが、NW歌は機内で安全の説明に使われている音楽なのだろう。DL歌は知らないが、そちらに移行していくということなのだろう。

最近の米国のテレビで見かけるDLのコマーシャルは、DL Vacationのジャマイカ行きで、音楽は当然ボブマーリー。"One love! One heart! Let's get together and feel alright." と歌っている。そちらに移行するなら、それでも良いと個人的な趣味では思うが、ビジネス客向けとは言いにくそうで、これとは別であろう。

NW1279 DFW/MSP


WPルールの変更

2009年後半のNW,DLのマイレージプログラムの統合に向けて、1月15日から、WPルールがかなり変わった。当初NW側は、統合によって、これまでの特典は維持され、さらに、DL側からの分が加わり利便性が増すという説明だったが、実際には、いろいろ条件が厳しくなってしまい、ユーザーからの評判は良くない。しかし、そんなことはNWとDLのマイレージルールの比較表を作れば 簡単に予想でき、想定内とも言える。

それでも、緊急発券手数料(直前発券手数料)と変更手数料等の値上げは、頭が痛い話であろう。さらに、3月1日からはこららの手数料のプラチナでの免除が一部なくなり、変更手数料が無料なのは1年に2回までとなる。

今後の更なる条件悪化など 今からあまり考えたくはないが、一番気になるのは、特典旅行の必要マイル数であろう。試しにDLのシステムでアジア内の特典旅行の必要マイル数を検索してみたら、Low seasonでY25000マイル、C30000マイルと出た。C3万が続くのならまだ良いが、Yとの余りの接近ぶりに、これがそのまま続くとは考えにくく、一抹以上の不安を覚える。Y25000の方は、そうなって欲しくはないが、旧WPメンバーには切り上げの悪夢が目の前に迫っていると言っても過言ではなかろう。 切り上げするなら、取り付けするので早めにアナウンスして欲しいものだ。以前にも紹介したが、UAが米国への特典旅行のマイル切り上げを実施したときには、UAのオフィスで、持ちマイルすべてをハワイ行きのFクラスの航空券にかえている人を見かけた。今はそのオフィスもなくなった。 現状では、時期的に まだ流動的なのかもしれないので、タイミングを見計らって、NWに電話で確認したい。

明るい話題を提供したいものだが、統合後は、ミリオン・マイラーを目指すかと思うぐらいで、現実には 航空券は高騰し、格安航空券の条件はますます厳しくなり、マイル単価は悪化の一途。今から、統合後のメリットを予想したり、調べたりする気分には なかなかなれない。

それよりも、ここは旅に目を向け、次回の旅の皮算用でも始めたい。マイレージを使った特典旅行なら気軽に出かけられるというメリットもある。また、昨年はCOの造反or離反のおかげで、マイルが使えるうちに行こうということで、マジュロ行きが実現したというようなこともある。
何よりも、マイル修行というノルマのおかげで、世界中を旅することができたというのが、私には一番大きい事実だ。


(2009年9月更新分)

2009年8月 MNL/NGO NW72

今年の6月からDL,NWの機内サービスは統一されるという発表があったが、しばらくNWに乗っていなかったので、今回初めて それを体験した。

機内食

NW72便の朝食(2009年8月) 四角い皿

お皿がこれまでの丸から四角く変わった。(比較のため、以前の写真も 下に載せておく。) しかしながら、料理の内容は、以前と同じである。上の写真はBangus(フィリピンの近所の人はバゴスと言い、航空会社のメニューだとバンガス)という魚の料理だが、これまでにも何度もこれを食べている。

NWのお皿はどこへ行った?これが、誰でも思う疑問であろう。そこで、インターネットで検索してみたら、オークションで売られていたのが見つかった。しかしながら、かなり大量に処分されるはずのところ、オークションではその一部が流れているだけのようである。社員の自宅か? どこへ行ったのか 知りたいものである。倉庫で眠っていて これから壊すようなことがあるなら、それはやめて、私にも売って欲しい。しかし、お皿には名前が入っておらず、欲しいのはビジネスクラスのマグカップだ。オークションでも高値で取引されていた。

NW71便 NGO/MNL(2009年3月)夕食

NW5便 PDX/NRT(2009年1月) 朝食

従来の丸い皿

その他、発表されているところでは、ワインのリストが変わったそうなので、もらってきたリストで確認してみたら、白ワインは、カリフォルニア・ワインがなくて、アルゼンチン産とフランス産だけになっていた。米国の航空会社ならNapaかSonomaのシャルドネ(Chardonnay)は、デフォルトで置いてあるものかと思っていたが、ここでは、そうではなかった。たぶん、また変わるのであろう。赤ワインの方は、シャルドネと同様 米国の航空会社のデフォルトと目されるカリフォルニア・ワインのCabernet Sauvignonが リストの2本の中の1本に入っていた。


DELTA ON DEMAND

NW時代はAVOD(Audio Video On Demand)と呼ばれていたが、DELTA ON DEMANDに変わった。航空会社は上位互換だと主張していたはずだが、Videoはon demandのところが Audioはon demandではなくなり後退してしまった。景気の動向にもよるのだろうが、今後の改善を期待したい。

DELTA ON DEMAND

HELP画面
いつの間にかタッチパネル
対応になっている。

映画は以前と同様On demand

音楽はOn demandでない。
写真が小さ過ぎたが、曲のリストは機内誌参照と書いてある。従来型の連続の放送である。NW FMが駆逐されたのが悲しい。


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