お盆も実は空席あり、NW特典旅行予約システムの不具合

2007年7月21日作成
2007年8月5日更新


(2007年8月5日更新分)

NWのインターネットからの特典旅行の予約システムに不具合があり、NWに直接電話すれば、お盆でもセーバーで、まだまだ予約が入るという話を前回書いた。そんなことを書いて、NWに電話が殺到するような事態になると困ると思っていたが、これを読んでいる人は少なく 特に大きな影響はないようで、予約が全部埋まってしまったというような状況にはなっていない。不具合のお陰で、10年に1度有るか無いかのラッキーな状況と思われ、可能な人はこれを利用しない手はないので、情報を追加、更新してみた。

詳細は、前回の通りであるが、それに従って確認してみて、希望する日に、予約システムで空席なしと表示されても、実は席が空いていそうならば、NWに電話して、システムの調子の悪い点を指摘し、調べてもらうようにすればよい。
それで、実は席は空いているということになれば、システムの問題なので、本来ならインターネットで予約すれば無料であるはずの電話予約の手数料と、緊急発券の手数料は無しにしてもらえるはずだ。

ただし、前回も指摘したように、一番困るのは、航空会社を刺激することである。私が電話した時には、NWの職員が、こちらの指摘事項を確認後、システムの不具合だという返答があったが、他の職員がどう言うかは分からない。こちらから 不具合とかバグという言葉を持ち出すのは、予約を入れるという目的のためには、最低の行為であろう。

余談だが、航空会社の職員の虫の居所が悪いとどうなるか? 以前、「Sの悲劇」で書いたとおり、NCからFにアップグレードのはずが、Cを通り越して、Yの真ん中の席という、どん底まで、突き落とされる最悪の事態も起こりうる。こちらは、別の職員が良いというのでその指示に従っだけなのに、最後に、見解の違う担当者にあたり、悲劇を見た。こちらは何も反論しなかったし、普通ならCで下げ止まるところが、その職員はかなり立腹していたようで、最悪の結末になった。職員が気持ちよく席を出してくれるためには、あらゆる努力を惜しまぬ方が良い。

さて、予約は入っても、手数料を払えという話になった場合には、「友達が同じように電話した時には、システムの不具合なので、手数料は払わなくてもよいと言われた。」というように、反論してもよい。これを読んでいる人は、皆お友達と言っても悪くないだろう。 こちらのHPで見たというようなことは、まさに航空会社を刺激しているので、ご容赦願いたい。

私だったら、当日の朝にでも電話をかけて、そのまま空港に向かうような作戦に打って出たい。しかし、やはり、席は早めに抑えた方が良いのかもしれない。

マニラ便だけは前回 NWに電話で確認したが、他の便は電話確認していない。しかし、インターネットの予約システムの状況から、人気のバンコク便以外は、結構空席がありそうである。

予約システムが新しくなり、どうも調子が悪いというのは、自明の話であったと思われるが、うまくツボを抑えて対応すれば、思わぬ幸運が待っていたということである。 今も空席がある状況から、ここで書いたように対応している人は多くないと思われる。席が取れたとか、話がおかしいとか言ってくる人はいないので、実際には、試した人は皆無で、まだまだラッキーが沢山転がっているはずだ。

一人でも多く、特典旅行をゲットしてもらえることを願う次第である。


(2007年7月21日作成分)

シキホール島オフの開催案内を出してはみたが、NWの特典旅行に席がいつまでたっても開放されないので、これでは誰も来れないと、いろいろ調べてみたところ、予約システムに不具合があることが判明し、実は、期待以上に空席があることが分かった。

一番分かり易い不具合は、カレンダー表示と、個別の日付で検索した結果が異なることだろう。例えば、NGO/MNL 行き8月8日、帰り8月15日とした場合、まずは、セーバーの席は空席無しと出てくる。この画面で、カレンダー表示への切り替えアイコンが出てきて、(私は以前はこれは使っていなかったのだが、) これをクリックすると、随分席が空いていることが分かる。不具合があることの証明は、矛盾する点を1箇所示せば十分だが、このカレンダー表示が正しいことを示すのは至難の業であろう。ただ、NWに電話して聞いてみた結果によれば、このカレンダー表示の方が、かなり、現実の空席を示しているか、正しいかどちらかであることがわかった。

もう一つの不具合の例を挙げる。同じくNGO/MNLで、行きは同じ8月8日で、帰りを仮に10月18日としてみる。そうすると、なぜか、行きも帰りもセーバーの空席が出てきて、インターネットからも、予約を入れることができるようになる。帰りの日付によって、行きの空席があったりなかったりするのは、おかしいので、この点を、NWに電話して、問い合わせてみると不具合であり、システム担当者に報告するとのことであった。その後、1週間ほど経過したが、不具合の修正は済んでおらず、以前と同じ現象が再現している。これまでは、不具合の結果、締め付けが厳しかった。しかし、不具合を訂正した結果、もしも、今度は、さらに別の不具合を作りこみ、ガバガバで、特典旅行の出血大放出などをしてしまっては、航空会社の収益に悪影響する。新しいバージョンを 簡単にはリリースできないはずだ。

こちらの興味があったのは、シキホール・オフを開こうとしている8月上旬から中旬にかけてのマニラ便の空席である。電話で、問い合わせたところでは、一番のピークと考えられる日本から、8月11日発、8月19日着の日程では、セーバーの枠はないが、それ以外は、いつでも予約が入るということであった。気になるのは、電話予約による追加の手数料である。 当然であろうが、システムの不具合によって新たに生じた手数料については、請求しないということであった。 具体的には発券手数料の15ドルなどである。この15ドルのお陰で、電話予約しようとする人は、かなり減って、このため、通常なら特典旅行の枠がそんなに余っているはずのないお盆のピークまで、まだまだ予約が入るというのは、10年に1度あるかないかのラッキーと言えそうだ。上記の二つの不具合のパターンに照らし合わせ、他のアジア線でも調べてみたが、同様の不具合が確認できたので、同様に実は空席もあるだろうと容易に想像できる。8月の1ヶ月間でも約30日、毎日何席か何十席か、アジア線だけでも結構な本数で、これを掛け算すると、一体どれだけの特典旅行枠が隠されているのかと、そういった皮算用もできてしまう。

こんなことを書いては、NWに電話が殺到するのではないかと恐れ、どうしたものかと考えていたが、これを読んでいるのは、ごく限られた人だけのはずで、影響は少ないと期待して、まとめてみた。

これを読んで今から夏休みの特典旅行を予約しようとする人がいれば、できるだけNWの職員の負担を減らすように工夫したいものだ。まずは、すんなりインターネットから予約が入れば良いが、駄目ならカレンダー表示を確認する。さらには、希望する日付で、帰りは空いていそうな かなり先の日付に、仮に入れてみて、もしも、空席ありと出れば、行きは問題なさそうである。次に、帰りの空席状況については、出発地と到着地を仮に入れ替え、所望の帰着日を、出発日として入れてみて、さらに、適当に先のほうの日付を、帰着日として入れてみる。それで、空席があれば、当初の所望の日程で、行きも帰りも予約が入りそうである。予めよく調べてから電話するということである。

今回のシキホール・オフのように、NGO/MNL(NW)だけでなく、MNL/DGT(5J)も加えるように、別の航空会社も組み合わせるなら、最初からインターネットで予約することはできず、もともと、発券手数料は取られない。

緊急発券の手数料については、インターネットで発券すれば無料なので、この不具合に関連していれば、これも無料にしてもらえそうだが、こちらは、うまく説明できないと、有料と言われる可能性もありそうだ。

NWに電話する場合に、頭ごなしに不具合を追求するようなことでは、航空会社を刺激するだけで、良い結果は得られないだろう。確かに、一人の職員は不具合を認めたが、別の職員はどう思っているかは別問題で、不具合とかバグと言う言葉をこちらから持ち出すのはお薦めできない。

希望する日程で、インターネットで検索したら、空席なしと表示されるが、カレンダー表示だと席があるように見える。「どうも調子が良くないようなので、調べてもらえますか?」という程度であろう。

この話を参考にして、お盆等のピーク時に、席を抑えれば、当日空港でいろいろなラッキーが待ち構えていそうだが、航空会社の立場なら、あまりそういうことは、やって欲しくないということになろう。ラッキーを求める立場については省略する。


さらに、いろいろ調べてみたが、マニラ便で、来年の4月29日出発、5月5日帰着という日程でも、セーバーの空席があると出てくる。こちらは、カレンダー表示だけでなく、通常の予約選択画面でも、席があることになって、そのまま予約もできそうだ。しかし、普通なら、ピークに そんな簡単に予約は入らないと思われ、別の不具合の臭いがする。


1ヶ月単位のカレンダー表示は、UAの方でも、新しい特典旅行の予約システムで対応している。多分常識なのだろうが、こちらは、かなり不安定である。COもカレンダー表示を採用している。
UA,NW,CO各社HPのダイニング関連は、同じ会社が担当している。
予約システムについても、別の共通の何かがありそうだと思うのは、私だけではあるまい。


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