チャンギ空港バジット・ターミナル

2012年2月作成



タイガー航空の機材がずらっと並ぶ
チャンギ空港のバジット・ターミナル

シンガポールのチャンギ空港のバジットターミナルと言えば、LCC(Low Cost Carrier)のタイガー航空の拠点である。それ以外にもいろいろな航空会社が乗り入れているが、今回は5J(セブパシフィック航空)で、フィリピンのクラーク空港から到着した。因みに、この便は今回が二度目だが、あまり混んでいないようで、バーゲン価格を狙いやすいと言えそうだ。

バジットターミナルは、当然と言えそうだが、ターミナル1、2、3とはかなり離れた場所にあり、ターミナル2から無料のシャトルバスが出ている。ターミナル2にはMRTが乗り入れていて、安いのが好きなLCC利用者は、MRTと無料シャトルバスを乗り継ぐのが一般的と言えるだろう。

以下、空港の写真を簡単に紹介しておく。

ターンテーブル

到着ロビー
広いタクシー乗り場はあるが、タクシーも乗客もまばらというのは、LCCならではの光景であろう。

出発ロビー
簡素だが結構広い

ターミナル2までの無料バス

出迎えの自家用車

今回 到着ロビーから出ると、自分とは関係ないが、現地の人が自家用車で出迎えに来ている様子を見かけた。

シンガポールと言えば、以前から 自家用車は、莫大な税金をかけると言われていた。しかし、かなり前から一人当たりのGDPが日本を抜いてしまったくらいで、お金持ちが増えて、高い税金を払っても自家用車に乗る人が増え、街中で結構自家用車を見かけるようになった。「お金持ちはLCCが好き。」という話で、うまくまとまったと思ったのであるが、よく考えると辻褄があっていない。

「お金持ちはLCCが好き。」という そのベースには「お金持ちは節約が好き。」という話がある。節約し無駄を省いてきたその心がけの結果 お金を残せたということである。ところが、シンガポールでの自家用車の所有は、どう見ても節約とは縁がなさそうだ。そのため、どうもバランスが悪い。
例えて言えば、ラッフルズホテルの高級な部屋に泊まるのに、地下鉄で行って、駅からトボトボ歩いてホテルまで行くくらいのバランスの悪さと言えそうだ。
しかしながら、買ってしまった自動車は使わないともったいないとも言えるし、あまりこだわるようなことでもなかろう。



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