SFOからCaltrainで行くSan Jose

2007年 2月



カリフォルニアのSan Jose(サンノゼ)には空港もあり、私はこの空港を、以前何度も利用したことがある。しかし、SFOから近過ぎて、SFOからのフライトがないこともあって、日本からの周遊の航空券を使う場合には、利用しづらいはずだ。以前は、AAの日本からの直行便もあったが、今はそれも無くなってしまった。

今回は、SFOからBARTとCaltrainを乗り継いで、San Joseにたどり着いた。知人を訪問するためだ。空港は利用していないので立ち寄らなかった。

San Joseは大都市なので、インターネットで検索すれば、沢山の情報が検索できるに違いない。ここでは、SFOから公共交通機関を利用して、出掛ける場合に特化して書いている。普通なら、レンタカーを利用する人が多いはずだ。

SFOからBARTの終点駅Millbraeへ。SFOからBARTに乗るのは、ほとんどは、サンフランシスコのダウンタウンに行く乗客だ。ここでは、反対方向の列車に乗る。市バスと同じで、SFOからサンフランシスコ方面へ、または、その反対の区間を利用すると、空港利用者料金となり割高になる。ところが、SFO起点でも、南の方に向かう分には、通常料金である。このため、BARTでSFOから南側のMillbraeへ向かうと、少し得した気分になる。
Millbrae駅では、CaltrainとBARTは、プラットフォームが横に並んでいて、乗り換えはスムーズだ。ここで、3区間分の1日券(10.5ドル/ Apr.2.2007からは11.5ドルに値上げ)を買えば、San JoseとMillbraeの間は乗り放題。途中下車して、ついでに いろいろ回って来ることができる。Caltrainは、通勤時間帯以外は、そんなに頻繁には走っていないので、予め時刻表をインターネットでダウンロードして印刷しておくか、どこかの駅で入手したい。

BART側

Caltrain側

Millbrae駅

Caltrainは、米国ではごく普通だが 日本ではあまりない2階建ての車両を使っている。試しに2階部分にも座ってみたが、寝台車の場合と同じで、1階よりもよく揺れた。それでも、香港や英国の2階建てバスの2階部分に一度は乗ってみたいのと同様、この車両も一度は試してみたいものだ。

Caltrainの2階から撮った車内の様子

San Joseダウンタウン

CaltrainのSan Jose駅
初めて米国に来た時、この駅の入り口でつっ立っていたら、Excuse youと言われてしまった覚えがある。言われてはいけない言葉だろう。

DASH
Downtown area shuttle service
ここのDASHは、降りる時にThank youという一言だけでよく、無料だ。
Caltrainの駅を含めて、街中を周回しているので、利用しやすい。

フェアモント・ホテル
大統領が来たら泊まるところ

美術館

ベトナム人街
ボードピープルが つくった町。ベトナム料理のフードコートもある。ただし、量は米国サイズで、食べ過ぎに注意。
Caltrainの駅からは少し離れる。

その他のダウンタウンの様子

途中下車してみたMountain view

ダウンタウンのすぐ横に駅がある。この町には、以前から、Sunやアドビーの本社があるが、今は、Mountain viewと言えばGoogleの本社があることで有名と言えそうだ。どこかにフィクションで書いていた話だが、Googleがメディアを制覇したあかつきには、アカデミー賞にとってかわるGoogle賞が、ここで授与されることになるだろうということだ。

電車で移動している人には残念だが、広い駐車スペースの確保が難しいダウンタウンの駅前にはGoogleの本社は無い。

Mountain viewのダウンタウン


おまけ

SFOのDLラウンジ

今回もNW利用だが、NWの国内線側のラウンジはずっと前に閉鎖になり、COのラウンジを長らく利用していた。ところが、最近は、国内線のみの利用でもDLラウンジが使えるようになったので、試しに入ってみた。場所も、NWのゲートに近くて便利である。オーランドのDLラウンジも同じだったが、椅子など、全般的に豪華な雰囲気である。珍しいビールもあったので試しに飲んでみた。(右下の写真)濃厚な味がした。

SFOのDLラウンジ

SIERRA NEVADA CELEBRATION ALE 2006


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