スターアライアンス特典旅行の予約変更

2005年3月


先日、UAのマイルを使ったスターアライアンス特典旅行の日程変更を行った。

UAのホームページによると、日付・時間の変更は無料。経路・航空会社の変更は手数料100ドル。いずれも航空券の再発行が必要で、3週間前まで受け付ける。さらに、UAに電話で確認したところ、UAのオフィスに持って行けば、その場で航空券を再発行してくれるとのことである。
また、UAのホームぺ―ジによれば、ANAの国内線の場合は、航空券の再発行は不要。E-チケットも再発行は不要とのことである。

E-チケットにしておけば便利そうだが、残念ながら UA以外の便では、これまで紙の航空券しかもらった試しがない。

今回は、以前キャンセルして、再度予約を入れなおすことになっていた 北京行きの航空券についてである。出発の3週間以上前だったので郵送で処理してもらうことも可能だったのだが、たまたまNWでSFOに行く機会があった。空港の発券カウンターで再発行してもらおうとしたところ、「航空券の印刷がかすれて読めない。シカゴに送れ。」と言われた。「前の予約番号が分かっているから、それで見てくれ。」とお願いしてみたが、「予約番号は、前のキャンセルですべて消えている。」とのことであった。仕方がないので、「ダウンタウンのUAのオフィスで頼みたい。」と言うと、「3ヶ所とも閉鎖された。」とのこと。実際に行ってみたところ、確かに オフィスは も抜けの殻になっていた。E-チケットの普及で、シティー・オフィスは基本的に無くなっていく方向なのであろう。

次の予定の作戦は、MEXに行くので、そこのUAのオフィスで発券してもらうことである。場所がよく分からかったが何とかオフィスにたどり着き、予約と航空券の再発行を依頼したところ、「日本で発券した航空券なので、こちらでは処理できない。日本で再発行する必要がある。」と言われた。またしても駄目であった。

日本に帰ると、既に3週間を切っていたので、KIXまで行って、航空券を再発行してもらった。最初に予約の電話を入れたのだが、前の予約番号はちゃんと残っていて、その番号を言えば、すんなりと処理してもらえた。SFOでの回答とは食い違っていた。

因みに、KIX発券カウンターの営業時間は、午後1時から6時までということであった。

この航空券もKIX発であったが、午後の便であれば、出発当日UAのカウンターに行って航空券の再発行をしてもらうことも可能である。

今回の結果から、海外で対応してもらうのは どうも駄目なようである。国内で処理するとして、国内でUAのオフィスに簡単に行ける人は良いが、それ以外の人は、UAが要求するように3週間以上前に依頼するしかない。手数料を払えば、緊急発券も可能という噂もあるが、万一可能でも、航空会社からあまり歓迎されないことだろう。

単に特典旅行の航空券を発券するだけなら、以前、UAのマイルでSQ利用の特典旅行の航空券を、EWRで発券してもらった実績はあるが、これも早めに予約して郵送してもらった方が確実だ。


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