ホテルのSuper Bowl価格@マイアミ

2007年1月


2007年のSuper Bowlは、2月4日(日)、マイアミでの開催である。
Super Bowlと言えば、当日テレビでゲームの間に放送されるコマーシャルのスポンサー料が非常に高い。私の場合、このことをまず思い浮かべてしまう。しかしながら、高いのはそれだけに留まらない。現地のMaimi Herald紙によれば、チケットの値段は、昨年のデトロイトの場合に比べ、1000ドル以上値上がりして、4500ドルとのことだ。サッカーのワールドカップのフランス大会で、日本人がダフ屋に払った値段以上だろう。

我々旅行者にとって、困るのはホテル代だ。2月4日の前後に、Super Bowlとは関係なく、たまたま、マイアミに行ってしまう日本人旅行者が居るのは容易に想像できる。まずは、泊まるところが見つかれば、幸いだが、手頃な価格で泊まれるのか心配だ。
同じく、Maimi Herald紙によれば、Super Bowl rateの例がいくつか取上げられていた。Hilton Miami International Airportでは、Super Bowl rateが$699、次の週末には$264になるそうだ。Hadden Hall South Beachでは、Super Bowl rateは$800、次の週末は$199とのことだ。
記事の方は、あまりに高いので、空室が目立つということを主眼にして書いていた。その通りだろう。
ちなみに、私の常宿としているClay hotelでは、Super Bowl rateが、会員でドミトリーは34ドル+税金となっているが、混んでいることだろう。

Super Bowlの直前で フライトに関してのデータが残っている間に、nwa.comで予約状況を調べたところ、ゲームのまたの日、2月5日(月)は、予約はクローズされていて、満席のようだ。しかし、その次の6日(火)からは空いているようだ。一方 ゲームの前はというと、どの日もそこそこ予約は受け付けるようになっている。これは、ホテルを予約する場合に、ホテル側が、最低でも3泊か4泊するよう要求するのが影響しているようだ。 ゲームの前からファンが街に繰り出し、気炎を上げるのだろう。日本なら、缶ビールをそのまま片手に、街を歩いていても平気だが、米国では、小さな紙袋にビールなど酒類を隠し持ち、コッソリ飲むことになろう。
ゲームの前のフライトは問題なく乗れるので、日本人が、知らずに この時期にマイアミに行ってしまい、宿泊で苦労するということは十分ありそうだ。

Super Bowlに限らず、大きなイベントのある時には、米国の場合ホテル代が高騰しやすい。日本語では、これもボッタクリだろう。興味がないなら近寄らないに限る。

superbowl.comによれば、マイアミでの開催は 今回が9回目で、三年後に またマイアミに戻ってくるそうである

スーパーボール(super bowl)とスーパーボウル(super ball)。日本人に馴染みなのは、良く跳ねるスーパーボールの方かと思ったが、それも今は昔の話で、普通は「何それ?」と言われることが多いのかもしれない。bowlでも、料理に使うのはボールだろう。ややこしいので、英語のままの表記を使った。


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