Draft 0.0
2001年12月
使った航空券代の元を少しでも取ろうという趣旨で、世界中のいろいろなお買い得を紹介している。今回はTシャツだ。化粧品のように同じ物なら値段も比較しやすいが、残念ながらTシャツは単純には比較しにくい。また、私自身が幻のバーゲン・ハンターでも何でもなく、莫大な情報を持ち合わせているわけではない。 ここでは、マイル修行の傍ら、見て回った範囲で、その結果をまとめてみた。それでも、南の国に居ることが多いこともあり、お土産にすべく世界中のお買い得なTシャツを探し歩いているのも事実なので、結構 参考になるはずだ。
ここでは、米国製で しかもキズ無しのお土産にできるレベルを想定した。お薦め
No.1 Virginia Beach
最寄りの空港は、Norfork. シーズンにもよるだろうが、客の数の割に土産店がやたらと多く、値段が下がる素地ができている。値下げを繰り返したことを示す値札が何重にも貼られ、お買い得感がある。これは店側の作戦の面もあるだろうが、実感としても、かなり安い。ただし、空港から現地に行く交通費が安くないので、沢山買わないと 元は取れない。
No.2 OrlandoKissimmeeのI-192沿いと International Driveには、たくさん土産店が並んでいる。安いTシャツは、難有り品が多いが、探せば問題ない品物も見つかる。ただし、プリントにミッキーマウスやその一族郎党が絡むと、途端に高くなるので注意。
Kissimmeeは、全米でも有数の安宿地帯で、そういう意味でもお薦めだ。
No.3 Las Vegas
観光地であり、土産物店は非常に多く、とてもすべての店を見て回れるものではない。それでも、50軒近くは見て歩いた。その中では、Stardust Hotelの前のEELSKIN WAREHOUSE ( 3020 Las Vegas Blvd. S#103) という店が最もお買い得に感じた。インド人 店主の話によると、卸売りもやっているとのことだ。わざわざ店の名前を挙げているのは、沢山の人が行ったことがあるはずのLas Vegas. 他に安い店があると 主張される方が現れるのを期待してのことだ。
No.4 Daytona Beach
ここは現状 COかDLでしか行けないが、宿も格安で、特に海が好きな人に お薦めの町。ただし、スプリング・ブレイクやF1など、特別なイベントがあると 宿代が はね上がるので注意。砂ぼこりが多く、安いTシャツはほこりまみれになっていることもあり、いちいち調べる必要があるが、労を惜しんではいけない。
No.5 Miamiサウスビーチには、沢山土産店が並んでいて、そこそこ安い。しかし、10回以上Miamiに行っているにもかかわらず、残念ながら、極め付きの店には、未だ たどり着いていない。中古品を主に売る店で、新品も置いてあり、安いことがある。
No.6 New Orleans町の雰囲気が良く、米国周遊には、是非 加えたい都市の一つ。米国に住む知人からも推薦されたことがある。お土産店には、マネキン(?)、兼 まねきワニが居たりして、見ていても楽しい。安いTシャツは、デザインが似通っていて、当地風であまり派手ではない。 それでも良い人向け。
さて、最後に米国製(Made in USA)について
最近フィリピンのドゥマゲッティで、非常に安くて、しかも米国製と書かれたTシャツを見掛けた。輸入しているなら米国よりさらに高いはずだが、とても、輸入した値段とは思えない。その横では、ポロのポロシャツが300円以下で売られている。 一昔前、日本のデパートでは、8800円で売られているのを見たことがある。今は日本も価格破壊したので、その数分の一になったのかもしれないが、数十分の一になることは有り得ない。ドゥマゲッティに並んでいたのは、一目見ただけでも、そのいかがわしさがわかる品物である。 そんなポロシャツの横に並んでいるTシャツも、とても怪しい。
もっとも、米国の余剰品を東南アジアの諸国に安く売りさばいている企業が米国にあるそうなので、その手の経路で流れてきたアウトレットの品物である可能性がないわけではない。米国製と書かれていても怪しい場合もあり、自分で品物を確かめて納得して買うしかあるまい。
また、これは 東南アジアなどで見かける米国製のラベルのことであり、米国内で見かけるMade in USAとラベルのついた製品については、たぶん問題ないだろう。