UA Fクラス 席の埋り方の事例

2007年4月




UA SIN/NRT

HPの更新が追いついてなくて、搭乗して数ヶ月前のことになってしまったが、興味のある人もあると思うので、一部分の話題を切り出して紹介する。
先日、UAのXFでSIN/NRTを利用した時のことである。行きは、NRT/BKKで何とか予約が入ったので出掛けたが、帰りは三ヶ月先でないと席が空いていなかった。そこで、とりあえず席をおさえ 発券し、キャンセル待ちして、3日前のXFへの大放出に期待することにした。3、4日の間で、席が沢山空いている日に帰ればよいと思っていた。
旅先で インターネットで検索したところ、ノーマルのFなら、同時に9席予約が入って、全体でもオーバーブッキングしていない日が見つかった。そこで、その日に狙いを定め、搭乗地のシンガポールへ向かう予定を組んだ。

機材は、777でFクラスは全部で12席ある。同時に9席予約を入れられるということは、既にConfirmされている席は、0、1、2、3席のどれかになる。ガラガラなので、3日前になれば、XFへも席が回ってくるだろうと安心していたのだが、UAのHPを見る限り、3日前でも、2日前でもXFへは席は回ってこなかった。さては、当日の有償のアップグレードなどというものが広まったので、XFはますます席が遠くなってしまったのかと、勝手な想像をめぐらすが、そんなことを考えても席の確保にはつながらない。
最悪の場合は、空港で2、3日スタンバイを繰り返すしかないと思いながら、シンガポールのUAのオフィスに出向いて、以前予約が入った二ヶ月以上先の日付から、次の日に予約を変更してもらうよう頼んだところ あっさりOKが出た。オフィスの職員は、「残りは1席だけ。これでは、席は希望どおりには、ならないかもしれない」と言っていた。ところが、窓側の席を頼むと、1Aになった。これが、最後に残った1席とは到底思えないのだが、席のないどん底から救ってもらっているので、何を言われても、こちらは感謝するだけだ。
とにかく、UAのHPよりも、オフィスの端末の方がプライオリティが高いことがわかった。職員の裁量とも言えるのだろう。 席が確保できたことに安心し、いつものように、隣のホーカーズ(最近は、フードコートとしか言わない?)に行って 食事した。余談だが、ここは、建物も新しく、店も多いし、UAのオフィスに行くならついでに食事するのにお薦めの場所だ。

翌日 空港に行きチェックインを済ませ、出発の1時間前に、空港のラウンジにあったパソコンで調べてみたら、ノーマルのFは残り6席となっていた。搭乗してみると、全部で6人が乗っていて、計算があった。その後、出発の30分前になって、さらに4人が乗り込んできて、全部で10人。残り2席で打ち止めとなった。
あとから乗り込んで来た隣の米国人が話しているのが聞こえて来たが、「特別食を頼んでいて、それが、ビジネスクラスの方にあるはずだ。」と言うことだった。
XFで当日空港でキャンセル待ちした場合と、CからSWUか 有償か マイルを使うか等、当日NFへとアップグレードしようとした場合で、どちらが、プライオリティが高いか、マイレージのレベルにもよるし よくわからないが、有償の人がいれば、XFは苦しそうな気がする。
直前にオフィスに行って、頼んだ方が良さそうだ。


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