最近のアップグレード

2009年2月16日作成
2009年2月26日最終更新




(→2009年2月26日分へ)

1月下旬、NWのポートランド便で帰国時に、Surpriseのアップグレードがあった。Yクラスがオーバーブッキングしているわけでもないのに、アップグレードされてしまった。Yクラスの様子を見ると、ガラガラではなかったが、そんなに混んでもいなかった。さては経済危機を反映して、国内線だけでなく、国際線まで無償アップグレードのサービスを始めたのかと、ひそかに胸を躍らせた。「どうして100回も米国に来たのか?」とイミグレーションで追求さててから久しく、これまでの搭乗回数は少なくないが、混んでない国際線のフライトで、無償アップグレード。こんなことは、今までなかった。不況アップグレード? 素晴らしいと思いながら、2週間後に同じフライトを利用したら、そんなに甘くはない。残念ながら アップグレードはなかった。

2回目は、1回目よりは混んでいたが、空いているシートも少なくなく、これも普通ならアップグレード対象外の状況であった。それでも、搭乗開始後、航空会社の職員が入ってきて、3枚のアップグレード航空券を持ってきた。通路を挟んだ私の隣の乗客も1枚もらったが、なかなか席を移ろうとしないので、職員が、「要らないのか?」と聞いたが、「そんなことはない。とても嬉しい。」と言って、席を移って行った。その状況を見て、その人の前の乗客が、「3人アップグレードされたのに私はアップグレードしてくれないのか」と職員にたずねると、職員はその人の名前を聞いて出て行き、しばらくしたら4人目のアップグレードの搭乗券を持って来た。4人目が頼んでいた直後に、「私もどうか」と聞いていたら、アップグレードされた可能性が高そうだが、強引な方ではないので 仕方がない。最近はゴールドに降格してしまったが、プラチナなら、最初の3人の追加の1人として、アップグレードされていた可能性が高い。 

1回目の勝因に戻ると、この時はシルバーまで含めて、アップグレードされていたようだ。斜め後ろに座っていた若い米国人男性が それほど乗り慣れている風ではなくて、プラチナ、ゴールドではなさそうだったからだ。Cクラスの乗客は半分足らずで、準正Cクラスが2,3人。アップグレードが10人程度という感じだった。それでも、Cクラスのアテンダントは数名居て、失業対策のようなアップグレードというのが 私の見立てである。

一方の往路NRT/PDXは、そのような気配はなかった。PDXラッキー仮説も考えれるが、とにかく、PDXを取り巻いて幸せの可能性が少なく無さそうだ。


もう一つは、国際線とは言いがたいが、NGO/NRTのNWの連絡便である。以前は、Yクラスのオーバーブッキングの時しかアップグレードはなかったが、1月と2月の2往復では、すべてアップグレードされた。米国の国内線と同様のサービスである。しかし、事前に確定するわけではなくて、米国のサービスとは異なり、ローカルに実施しているということだろう。プラチナ、ゴールドはいつもアップグレードされているという話をインターネットで見たので 私もアップグレードして欲しいなどと、オファーもないのに、要求したりしたら、航空会社の職員は憤慨して、二度と このようなラッキーはなくなる可能性がありそうだ。


(2009年2月26日更新分)

1〜2月にPDX便で3往復したが、結局、国際線でのアップグレードは、初回のPDX/NRTのみで終わってしまった。帰国便はいづれも、月曜日のフライトで、上記に加え、3回目も、そこそこ混んでいて、私の横もブロックされておらず、全体で空席は10%程度であった。しかしながら、この状態でも、よくあるようにアップグレードの気配はなかった。一回目は何だったのかということになるが、そう簡単にはラッキーはやって来ない。

帰国便では、土曜日は割り増し料金になるが、日曜日は、割り増しがなく、通常月曜日よりも人気があるので、日曜日に帰国した方が ラッキーの可能性が高いと言えそうだ。私の都合からも日曜日に帰りたかったが、それはできなかった。というのは、毎回、ストップオーバーが1回だったが、二都市目に三泊もしていて、一泊減らしても十分であった。しかし、日曜日は早朝便が飛ばないことが多く、PDX便限定とか言われてしまうと、今回の二都市目であるDCA, DFW, SFOからの日曜帰りはできなかった。安いので仕方が無い。狙うという意味では、行きが月曜日で、帰りが日曜日であれば、かなりラッキーがあったかもしれない。

乗り継ぎ便のNGO/NRTの往復では、オーバーブッキングとは関係なく、ほぼアップグレードされた。一度だけ駄目な時があったが、その時は、ゲートで搭乗券の読み取り機に不具合があったとのことで、早々と搭乗していたのに、認識されておらず、出発間際になって職員が席まで調べに来たら、私が乗っていたという話になった。残念ながら、アップグレードの搭乗券を持って来てくれてはいなかった。


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